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米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」は22日、タイのサイアム・カントリークラブ・オールドコース(6576ヤード、パー72)で第1ラウンドが行われ、原英莉花が4バーディ、ノーボギーとし、日本勢唯一のボギーフリーでホールアウトした。
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■安定感抜群の原英莉花
原はこの日、安定感抜群の内容でバーディを積み重ねた。
出だしから4ホールをパーでしのぐと5番パー4でバーディが先行。7番でもバーディを決め、前半で2つスコアを伸ばす。
後半に入っても安定感は変わらず、14番、15番と連続でバーディを奪うことに成功。最終18番パー5では、ティーショットを約280ヤードほど飛ばし、セカンドからはグリーンまでは残り200ヤードほど。惜しくも2オンとはならなかったが、ショットはしっかり振り切れている様子だ。
原の安定感はスタッツにも現れており、ドライビングディスタンスは257.00ヤード、フェアウェイキープ率は11/14、パーオン率は14/18を記録した。
原の4アンダーは首位と4打差の11位タイ。第2ラウンドの内容次第では上位争いに加われそうな勢いだ。明日もさらに伸ばせるか注目したい。
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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)