ドジャースの大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、アリゾナ州グレンデールにある球団施設で今キャンプ2度目のフリー打撃を行った。
この日は、29スイング中10本が柵越え。デーブ・ロバーツ監督や山本由伸投手らが見守る中、後半で5連発を放つなど驚異の身体能力を見せた。
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■「シーズン半ばの完全体を想像してみて」
初めてドジャースの帽子とユニフォーム姿で登場した大谷は、ミゲル・ロハス内野手、ジェームズ・アウトマン外野手、クリス・テイラー内野手らとグループを組んでフリー打撃を行った。
大谷は推定140メートルの特大弾を放つなど10本の柵越えをマーク。手術明けとは思えない異次元の打撃を指揮官らの前で披露した。
MLB公式サイトのフアン・トリビオ記者は大谷のフリー打撃後に選手らを取材。「ヤマモト、そして数十人の選手や幹部らは、（大谷の打撃に）感銘を受けずにはいられなかった」と報じた。
トリビオ記者によると、34歳のロハスは「彼（大谷）は本当に大変な手術を受けてからまだ数カ月しか経っていない」と2度目の肘の大手術から回復中であることに触れつつ、「バットの音、打球が飛んでいくさまはベネズエラでロナルド・アクーニャJrとプレーしたばかりだけど、それと同様だった。でもアクーニャは健康体だった。この選手（大谷）が完全体でシーズン半ばの調子になっているときのことを想像してみてください。初めてフリー打撃を見たけど、すでに感動しているよ」とインパクトを受けた様子を伝えた。
また26歳のアウトマンは「自分はパワーバッターだと思っているけど、彼の（フリー打撃を）見ることができてよかったよ」と収穫があった様子。打撃練習の見学に訪れていた山本は「すごかったです」と驚きを語った。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
