【丸亀ハーフマラソン2024】「3億円の男たち」に挑んだ山の神 “伝説の2017年”をプレイバック | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【丸亀ハーフマラソン2024】「3億円の男たち」に挑んだ山の神 “伝説の2017年”をプレイバック

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【丸亀ハーフマラソン2024】「3億円の男たち」に挑んだ山の神 “伝説の2017年”をプレイバック
  • 【丸亀ハーフマラソン2024】「3億円の男たち」に挑んだ山の神 “伝説の2017年”をプレイバック

丸亀市で4日に開催される第76回丸亀国際ハーフマラソン2024

寒い時季の開催に加えて国内屈指の高速レースとあって、長らく箱根駅伝2区の区間記録を保持していたメクボ・ジョブ・モグスや4度の五輪出場歴がある福士加代子ら、過去には豪華な顔ぶれが参戦。今年もハーフマラソンの日本記録保持者・小椋裕介(ヤクルト)や、丸亀ハーフマラソン2023で日本人2位の篠原倖太朗(駒澤大)などが“夢の1時間切り”を狙う注目の大会だ。

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ここでは、巷で“伝説級”とも謳われる第71回丸亀国際ハーフマラソン(2017年)を振り返る。

大迫傑、相澤晃、塩尻和也……新旧日本記録保持者の競演

この年にエントリーをはたしたのは設楽悠太大迫傑塩尻和也相澤晃など。設楽と大迫はのちのマラソン男子・新旧日本記録保持者であり、ふたり合わせて3度の日本新記録をマーク。日本実業団陸上競技連合から褒賞金1億円×3の合計3億円を得た「3億円の男たち」だ。

相澤、塩尻は現在まで連なる男子10000mの新旧日本記録保持者。相澤、塩尻はともに学生の立場だったが、それを差し引いても豪華メンバーであることに変わりはないだろう。陸上界の顔と言えるトップランナーが集結した2017年は“伝説級”の言葉が大げさではない。

大迫傑、相澤晃、塩尻和也……新旧日本記録保持者の競演

そんなメンバーにあって、日本人トップを獲得したのは神野大地だ。“二代目山の神”としてネームバリューを得ていたが、実業団でもその力をいかんなく発揮。終始先頭グループでレースを進めると、12km過ぎからは大迫と熾烈なデッドヒート。18km手前でリードを奪うと、日本人トップとなる5位でフィニッシュした。大迫は6位、設楽は7位。塩尻和也は29位、相澤晃は31位という結果だった。

オリンピアンや日本記録保持者など、のちの陸上界を背負う逸材が最速を競う第76回丸亀国際ハーフマラソン2024。Pikaraスタジアム南の国道11号をスタートし、Pikaraスタジアムをフィニッシュ地点とする21・0975 kmで開催される。号砲は10:35予定だ。

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(M.Tahara)

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