日本スーパーバンタム級7位の那須川天心（帝拳）が23日、121ポンド（約54.89キロ）契約の8回戦にて世界ランカーのルイス・ロブレス（メキシコ）と対戦。4ラウンド開始直前に相手がリタイアし、ボクシングキャリア初のTKO勝ちを収めた。
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■「チャンピオンなるよ！レベルが違うもん！」
元ボクシング世界王者の渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏はYouTubeチャンネル「竹原テレビ」に動画を投稿。那須川の3戦目を観戦し、「天心すごかったですね」「成長がすごいな」と試合内容を絶賛した。
竹原氏は「天心のボクシングに取り組む姿勢が変わった。いつものパフォーマンスが無くなったのがよかった」と、ファイトスタイルの変化に注目。渡嘉敷氏は「天才だよな。3戦目で世界ランカーに勝っちゃうんだから」とし、「世界ランカーが『もう無理、勝てない……』というんだから、すごいよね」と興奮気味に語った。
那須川の天才的なスピードについて、竹原氏は「天心のスピードがあり過ぎて、普通の試合でも凡戦に見えてしまうよね」と一言。「凡戦には見えないけど……」とフォローを入れた渡嘉敷氏に対し、「凡戦というか……同じレベルだったら、打ち合いとかになるんでしょうけど、天心が強いじゃないですか」と発言の意図を説明。これには畑山氏も「相手が弱く見えてしまう」と共感を示した。
続けて渡嘉敷氏は「（相手が弱く見えてしまうのだったら）強さを証明するために、タイトル獲ればいい。獲れば絶対に認められる」と発案。「（那須川は）チャンピオンなるよ！だってもうレベルが違うもん！」とし、「上手さは世界トップレベルでしょ？あれでパンチを覚えたら、どんどんどんどん強くなるよ！あとは経験です」と那須川の実力に太鼓判を押し、チャンピオンになるのは時間の問題と語った。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
