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20日、京都12Rで3歳未勝利戦(芝1600m)が施行される。
最終レースに未勝利戦が組まれるのは、2001年10月21日の新潟開催以来のこと。最近ではなかなか見られないケースであり、ファンからも「ここ何年かでは記憶がないな」「昔の秋の福島を思い出すな……」との声も上がっている。
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なお、2000年以前は秋の福島開催で特別戦の9~11レース以外すべて未勝利戦という番組編成も珍しくなかった。かつては英ダービー馬・ドクターデヴィアスの半弟で1997年に高松宮杯(現在は高松宮記念)を制したシンコウキングも“最終12Rの未勝利戦”を勝ち上がっており、最後までは目が離せない土曜競馬となりそうだ。
10時30分時点の単勝オッズ1番人気は川田将雅騎手騎乗のロストシークレット(牡3、栗東・中内田充正厩舎)。父Siyouni、母父Galileoの配合は2023年の京都2歳S勝ち馬にしてホープフルステークス2着馬シンエンペラーとまったく同じだ。中間の調教は坂路で4F52秒1-ラスト1F12秒1、ウッドでラスト1F11秒2と抜群の切れ味を披露。ネットでは「Siyouni×Galileoの真打ちはシンエンペラーではなくこっちじゃないか」「この調教に惚れました」「これぞ欧州血統の極み」と、期待を寄せる声が高まっている。
リバティアイランドをはじめ数々のGIを制した川田将雅×中内田充正コンビで臨むロストシークレット。はたして初陣を飾ることはできるだろうか。
【京都12R 3歳未勝利戦の主な出走馬】
・ロストシークレット牡3、栗東・中内田充正厩舎父:Siyouni母:Secret Gaze母父:Galileo馬主:H.H.シェイク・ファハド
・ゴールドサーベル牡3、栗東・大久保龍志厩舎父:レッドファルクス母:ゴルトキルシェ母父:ステイゴールド馬主:インゼルレーシング
・グランエシェゾー牝3、栗東・新谷功一厩舎父:Sharp Azteca母:Crescenda母父:Bowman’s Band馬主:雅苑興業
・ライジングアローセ3、栗東・庄野靖志厩舎父:スワーヴリチャード母:クイックリトルミス母父:Freud馬主:キャロットファーム
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(SPREAD編集部)