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サッカー日本代表は19日、「AFCアジアカップ2023」のグループステージ第2節でイラクと対戦。グループDのなかでは最大の難敵と目される相手である。
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■現状のベストメンバーを送り込むか
イラクのFIFAランキングは63位。グループDのなかでは日本の17位に次ぐ順位を誇る。アジアカップ初戦ではインドネシアを3-1で下し、上々のスタートを切った。
グループステージ第1節でベトナムに4-2と勝利した日本は、勝てば決勝トーナメント進出の可能性が大きく高まるイラク戦で、現状のベストメンバーを送り込むと予想。初戦に出場した主力を基軸にしつつも、温存した選手たちをスタメンに入れるかもしれない。
連係が重要なため大きな入れ替えが難しい守備陣は、ベトナム戦に出場したGKの鈴木彩艶(シント=トロイデン)、右SBの菅原由勢(AZ)、CBの板倉滉(ボルシアMG)、左SBの伊藤洋輝(シュツットガルト)が2試合連続で先発するだろう。欧州クラブに所属する彼らは安定感があり、グループステージの山場となるイラク戦では谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)に代わり、アーセナルで活躍する冨安健洋がスタメンと推測する。
チームの心臓となるダブルボランチも変えにくいだろうから遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)が2戦連続スタメンか。刺激を与えるなら攻撃陣で、ベトナム戦では84分からの途中出場だった久保建英(レアル・ソシエダ)が、満を持してトップ下で先発と予想。
初戦で鮮やかなシュートを決めて好調を示した左サイドハーフの中村敬斗(スタッド・ランス)はそのままに、右にはベトナム戦でベンチスタートとなり鼻息を荒くしているであろう10番の堂安律(フライブルク)が入ると推察する。
1トップは上田綺世(フェイエノールト)がスタメンだろう。ベトナム戦では後半開始からの途中出場ながらも85分に得点。巧みなファーストタッチと強烈ショットを見ると、イラク戦でもゴールに期待できそうだ。
■日本代表の予想スタメン
フォーメーション:4-3-3GK:鈴木彩艶右SB:菅原由勢、右CB:板倉滉、左CB:冨安健洋、左SB:伊藤洋輝ボランチ:遠藤航、守田英正、トップ下:久保建英右ウイング:堂安律、CF:上田綺世、左ウイング:中村敬斗
■配信予定
日本 vs. イラク
開始時間:20:30スタジアム:エデュケーション・シティ・スタジアム放送:DAZN 1/19(金)20:00 配信開始テレビ朝日 1/19(金)20:00 放送開始
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文●SPREAD編集部