ベタピン回数“5/13” データが示す松山英樹のショット力と猛チャージの課題 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ベタピン回数“5/13” データが示す松山英樹のショット力と猛チャージの課題

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ベタピン回数“5/13” データが示す松山英樹のショット力と猛チャージの課題
  • ベタピン回数“5/13” データが示す松山英樹のショット力と猛チャージの課題

PGAツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」(ワイアエラCC/7044ヤード、パー70)は11日(日本時間12日)、第1ラウンドが行われ、インからスタートした松山英樹は4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの70でホールアウト。暫定で67位タイにつけている。

強風の影響もあったためか、思うようにスコアが伸びなかった松山だが、データを見ると明日以降の上昇に期待できる内容となっていた。

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■ショット精度は健在だが…

PGAツアーが公開している『TOUR CAST』のショットデータをもとに、松山の第1ラウンドのパーオンに成功したホールを分析。するとパーオンに成功した13ホールのうち、5ホールがピンまで2メートル以内に寄せていた。

ソニーオープン初日、松山英樹とC.デービスのパーオンホール比較

ソニーオープン初日、松山英樹とC.デービスのパーオンホール比較

これは初日暫定首位となったキャム・デービスのショットよりも高精度で、強風のなかでも松山のショット力は健在。明日以降も安定したショットでバーディチャンスを多くつくることが予想される。

一方でパットは惜しい場面が引き続き多く、松山が2メートル以内に寄せた5ホールのうち、1パットで決めたのは3回のみ。最終9番のパー5では2オンに成功し、ピン手前1.5メートルにつけたものの、ボールはカップの右に外れるなど、もったいない場面も多かった。

しかし先週のような迷走状態というわけではなく、徐々に噛み合ってきているようにも見える。一度パットが入りだせば、2022年優勝時のような猛チャージを見せることも可能だろう。明日はバーディ量産なるか注目したい。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

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