アジア最大級の格闘技団体「ONE」のチャトリ・シットヨートンCEOが11日、都内で行われた「ONE 165」の記者会見に登壇。28日に4年ぶりに開催される日本大会のメインマッチ「スーパーレック vs. 武尊」について言及した。
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■「日本で武尊の雄姿を拝める最後の機会に」
元K-1世界三階級王者の武尊は5日、もともと対戦相手であったロッタン・ジットムアンノン（タイ）の欠場を受けて、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9（タイ）とタイトルマッチで対戦することが決定した。
チャトリCEOはこのタイトルマッチ決定を受けて「武尊選手がベルトを獲得した際には、（武尊は）世界的なスーパースターになるということ。日本で武尊選手の雄姿を拝める最後の機会になるかもしれない」と注目を仰いだ。
また、「スーパーレック選手は、3カ月前にムエタイでロッタン選手を倒している。彼はとても危険なストライカーだが、『武尊、スーパーレック、ロッタン』という興味深い新しい三角関係が誕生した」とし、「28日は武尊選手とスーパーレック選手が戦い、その結果次第では、ロッタン対武尊の試合は、もう日本ではなくアメリカでの開催になるのではないかと思っている」と、今回中止となったロッタン戦についても言及。武尊が世界王者となった場合は、国外での対戦となることを示唆した。
白熱必至の試合展開についてチャトリCEOは「私は5ラウンド行かずに、2～3ラウンド決着を予想しています」と早期決着を予想。「武尊選手には速さのアドバンテージがあり、重たいパンチもある。スーパーレックも油断をすると、1ラウンドKOもあるのではないかと予想している」とした。
試合の様子は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて全試合生中継される。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
