「極限の緊張に耐えた」早田ひな、9度のマッチポイント凌いだ伝説の“21-19” 世界3位下した卓球史に残る戦い【2023年名場面】  | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「極限の緊張に耐えた」早田ひな、9度のマッチポイント凌いだ伝説の“21-19” 世界3位下した卓球史に残る戦い【2023年名場面】 

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「極限の緊張に耐えた」早田ひな、9度のマッチポイント凌いだ伝説の“21-19” 世界3位下した卓球史に残る戦い【2023年名場面】 
  • 「極限の緊張に耐えた」早田ひな、9度のマッチポイント凌いだ伝説の“21-19” 世界3位下した卓球史に残る戦い【2023年名場面】 

2023年盛り上がりを見せたのが卓球のパリ五輪選考争い。そのなかで、群雄割拠の実力者が揃う女子は上位陣が世界レベルでしのぎを削り、激闘を繰り広げた。

◆【動画/プレーバック】早田ひなが見せた卓球史に残る激闘「極限の緊張に耐えた」 世界3位・王芸迪を下した伝説の“21-19”

■日本卓球界の新たな顔に

石川佳純が5月に現役を引退した女子卓球界で、新たな顔として飛躍を遂げたのが早田ひな。パリ五輪の選考レースでは各大会で上位に顔を出し、安定感は国内ナンバーワン。来年の本大会でもメダル獲得が期待される。

そんな早田の名を高めたのが5月に行われた「世界卓球2023南アフリカ」。準々決勝まで勝ち進んだ早田の前に立ちふさがったのが、当時世界ランク3位の王芸迪。中国トップ3を相手にした戦いで早田は、ゲームカウント3-3に持ち込み最終ゲームを迎える。

運命の最終ゲーム、10-10で迎えた早田は王芸迪と壮絶なラリー戦を繰り広げ、どちらに転ぶか分からない展開に。互いに極限状態のなか18-19でこの試合9度目のマッチポイントを奪われた早田だが、ここを凌ぎ切るとマッチポイントから強烈なバックハンドを打ち込み21-19でゲーム奪取。卓球史に残る激戦を制した。

WTTの公式ツイッターも大きく取り上げ、「とんでもない!ヒナ・ハヤタが極限の緊張に耐えて、並外れた試合」と称賛。日本の新たなサウスポーエースが飛躍を遂げた瞬間だった。

◆【動画/プレーバック】早田ひなが見せた卓球史に残る激闘「極限の緊張に耐えた」 世界3位・王芸迪を下した伝説の“21-19”

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

《SPREAD》
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