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2023年の大谷翔平投手は、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で日本選手初の本塁打王を獲得。2度目のア・リーグMVPに選出され、エンゼルスから名門ドジャースへと移籍した。
3月のワールド・ベースボール・クラシック優勝に始まり、3年連続オールスター出場、そして2度目の右ひじ手術。ファンの記憶に鮮明に焼き付いた、激動の1年を名場面とともに振り返る。
◆【動画/プレーバック】大谷翔平、史上初の大記録!2年連続“2桁勝利2桁本塁打” 10勝目を挙げた歴史的登板
■2022年は34本塁打&15勝
大谷は2022年シーズンに34本塁打、15勝を挙げ「2桁勝利2桁本塁打」の偉業を達成。迎えた今季も、投打で躍動すると、8月9日(日本時間9日)のジャイアンツ戦でその時は訪れた。
二刀流先発したこの試合で大谷は、6回3安打5奪三振1失点(自責点0)の好投を見せ今季10勝目をマーク。この時点で40本塁打を放っていた大谷は、MLB史上初2年連続となる「2桁勝利2桁本塁打」を達成。これはベーブ・ルースでも達成できなかった驚異的な記録となった。
これにはサラ・ラングス記者も自身のX(旧ツイッター)で「2年連続で大谷は10勝以上、かつ15本以上の本塁打を打っている。そして15本塁打が下限だ。昨季は34人、今季はこれまでのところ40人(が到達)。投手として10勝を挙げたなかでシーズン中に2番目に多い本塁打を打ったのは、1981年のベーブ・ルースで11本だ」と言及し、大谷の偉業を絶賛した。
2年連続で見せた投打にわたるハイパフォーマンス。ここ数年の活躍により、真の二刀流選手としてその価値をアメリカ中に認めさせた。
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(Y.imoto/SPREAD編集部)