12月28日からボートレース桐生では、新モーターが初卸された。卸したては大きな整備をすることができないため、レースを見ながら動きの良いモーターをチェックして見て欲しい。
多摩川で開催中の第12回G1・クイーンズクライマックス／G3・QCシリーズは31日に優勝戦が行われる予定だ。そして、下関や児島など一部レース場では、年末年始にかけて行われる地元地区番組の「正月レース」が始まっている。
◆1コース舟券絡み「84%越え」 グランプリ開幕荒れ模様も「イン優勢」変わらず
今年も残りわずかとなったが、最後までボートレースを楽しめるよう注目の”目玉レース“として番組内の好モーターを紹介する。それでは、「12月29日」に行われるボートレースの中から「モンスターモーター5機」をご紹介しよう。
【目玉レース① 戸田】センター枠から直線一気のまくり放つ！
▶戸田3R 締切予定時刻11:39＝12/29モンスターモーター認定＝
◎3号艇：[A2]山田竜一 勝率5.92 【40号機】※勝率期間 2022年11月1日～2023年4月30日
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＜40号機DATA＞※2023年7月27日～2023年12月28日
勝率5.58 1着率10.5% 2連率35.8% 3連率59% 優出1回 優勝0回
＜見解＞今節使用者・山田竜一（A2）直近6か月（3コース）1着率12.5%・2連率20.8%・3連率50%/差し率4.2%、まくり率8.3%、まくり差し率0%
40号機は使用2節前に平石和男が優出。モーター成績を見ると中堅クラスだが、B級レーサーが搭乗することが多く乗り手に恵まれて来なかった。
今節初日2号艇は、行き足が良く直線もノビていたように感じる。2走目の4号艇では、スタートから一気に仕掛けてまくりを放った。
3コースからの直近10走で白星がない山田だが、スリット優勢にまくり切ることができると見て本日のモンスターモーターに抜擢。
【目玉レース② 住之江】ノビ寄りタイプの酒井が4カド戦！
▶住之江4R 締切予定時刻12:30＝12/29モンスターモーター認定＝◎4号艇：[A2] 酒井俊弘 勝率5.42 【27号機】
※勝率期間 2022年11月1日～2023年4月30日
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＜27号機DATA＞※2023年3月19日～2023年12月28日勝率5.18 1着率12% 2連率36.1% 3連率46.8% 優出1回 優勝1回
＜見解＞今節使用者・酒井俊弘（A2） 直近6か月（4コース）1着率9.1%・2連率22.7%・3連率50%/差し率0%、まくり率9.1%、まくり差し率0%
SG・グランプリが終わったばかりの住之江。27号機はグランプリシリーズで田中信一郎が使用していた。
田中はシリーズで惜しくも予選敗退となっているが、節間通して舟足的に良い動きだった。
今節の住之江はナイター開催ではなくデイレース。昼と夜では調整も変わってくるため直前の動きは気にしておきたいところ。
酒井はノビ寄りに仕上げるタイプ。4コースの直近6か月の決まり手ではまくり差しよりもまくり切り。枠なり進入となれば、カドまくりが狙えるということで、本日のモンスターモーターに抜擢。
【目玉レース③ 平和島】地元水面、イン速攻で敵なし！
▶平和島5R 締切予定時刻12:45＝12/29モンスターモーター認定＝
◎1号艇：[A1]福来剛 勝率6.71 【69号機】※勝率期間 2022年11月1日～2023年4月30日
———————————–＜69号機DATA＞※2023年6月20日～2023年12月28日勝率4.94 1着率16.2% 2連率32.4% 3連率46.9% 優出1回 優勝0回
＜見解＞今節使用者・福来剛（A1） 直近6か月（1コース）1着率66.7%・2連率87.9%・3連率93.9%/逃げ率66.7%、差され率15.2%、まくられ率9.1%、まくられ差し率9.1%
今節の平和島は低調機シリーズで上位級のモーターが出走していない。それでも地元で実力のある福来は、調整を合わせてきている。
企画レースとなる東京ベイランチは1号艇にA級選手、その他はB級選手の番組編成。機力、実力共に負けられない一戦でイン逃げ濃厚と見て、本日のモンスターモーターに抜擢。
【目玉レース④ 福岡】捲っても差しても舟足上々、6コースのスペシャリスト
▶福岡7R 締切予定時刻13:55＝12/29モンスターモーター認定＝
◎6号艇：[B1]阿波勝哉 勝率4.89 【59号機】※勝率期間 2022年11月1日～2023年4月30日
———————————–＜59号機DATA＞※2023年2月25日～2023年12月28日勝率5.86 1着率21.9% 2連率41.9% 3連率58.1% 優出6回 優勝0回
＜見解＞今節使用者・阿波勝哉（B1） 直近6か月（6コース）1着率4%・2連率15.8%・3連率40.8%/差し率2.6%・まくり率1.3%・まくり差し率0%
ボート界で数少ない「アウト屋」。新人や小川晃司と出走しない限り、決まって6コースへ進入する。
59号機は転覆歴4回あるが、整備によって舟足が保たれてきた。前回使用していた稗田聖也は優出こそ逃したものの、軽快な舟足で良いレースを見せてた。
なかなか調整が合わなかった阿波だが、3日目の2走目で最内を差し切って白星。直線は申し分なく、チルトを跳ねても十分な周り足があると見て、本日のモンスターモーターに抜擢。
【目玉レース⑤ 若松】 前回優勝の寺田が「鬼足」
▶若松8R 締切予定時刻18:32＝12/29モンスターモーター認定＝
◎5号艇：[B1]谷村啓司 勝率4.27 【36号機】※勝率期間 2022年11月1日～2023年4月30日
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＜36号機DATA＞※2023年11月17日～2023年12月28日勝率6.81 1着率38.1% 2連率57.1% 3連率66.7% 優出3回 優勝0回
＜見解＞今節使用者・谷村啓司(B1) 直近6か月（5コース）1着率0%・2連率5.9%・3連率17.7%/差し率・まくり率・まくり差し率0%
使用3節目となる36号機だが、前回使用した寺田千恵は優勝。初日から行き足、ノビ、周り足と全てにおいて節一だった。今後若松を代表するモーターの一つになるだろう。
谷村の成績を見てしまうと外枠からの攻めはかなり厳しい。しかし、ここはハイパワーのモーターで挽回するチャンス。「36号機」は覚えておいた方が良いということもあり、本日のモンスターモーターに抜擢。
※締切時間、進入は本番と異なることがあります。
その他、一般戦の狙い目レース通称「目玉レース」の展開解説はYoutubeの荒波競艇chでも解説しています。
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著者プロフィール
バッシー●ボートレースライターパチスロモンキーターンで「競艇」を知り気が付けばボート歴は10年超え。ボートが好きすぎて某専門誌でアルバイト経験も。ほぼ毎日ボートレースを見て展開予想する人。よく行くレース場は平和島。
■YouTube『荒波競艇ch』
