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今季の大谷翔平投手は、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で日本選手初の本塁打王を獲得。2度目のア・リーグMVPに選出され、エンゼルスから名門ドジャースへと移籍した。
3月のワールド・ベースボール・クラシック優勝に始まり、3年連続オールスター出場、そして2度目の右ひじ手術。ファンの記憶に鮮明に焼き付いた、激動の1年を名場面とともに振り返る。
◆【実際の映像】大谷翔平、花巻東高校の“先輩”菊池雄星から通算3本目の豪快アーチ!インコースの厳しいスライダーをフルスイング
■いずれも左中間方向への打球
大谷は4月9日(日本時間10日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「3番DH」で先発出場。3回の第2打席に、花巻東高校の先輩・菊池雄星投手から今季3号2ランを放った。
エンゼルスが初回に3点を先制して迎えた3回裏1死一塁、大谷は菊池が投じた4球目インコースのスライダーを捉えると、打球は角度23度の放物線を描き左中間へ。今季3号本塁打は飛距離397フィート(約121メートル)、打球速度108.6マイル(約175キロ)を計測。菊池から通算3本目のアーチを記録した。初本塁打となった2019年はカーブを強振、2本目は21年でカットボールを攻略、打球はいずれも左中間方向へ伸びていく豪快な一発だった。
メジャー6年間で大谷と菊池の対戦成績は、20打数6安打の打率.300。今オフには一時、大谷のブルージェイズ入団が迫っているとの報道が流れたが実現せず。3歳差で花巻東高時代に叶わなかった先輩後輩の“共闘”は、またも幻となってしまった。
◆【実際の映像】大谷翔平、花巻東高校の“先輩”菊池雄星から通算3本目の豪快アーチ!インコースの厳しいスライダーをフルスイング
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(H.Ariga/SPREAD編集部)