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ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ移籍を目指すオリックス・バファローズの山本由伸投手。
18日(日本時間19日)には、複数球団が契約オファーを提示する見込みとMLB公式や米複数記者が報じた。日本球界最強エースの争奪戦がいよいよ最終局面を迎える。
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■メッツオーナーとの食事会も交渉はなし
『ESPN』のジェフ・パッサン記者によると、これまで複数メディアで報じられてきた山本に関する莫大な金額のオファーは“不正確な噂”であるとのこと。各球団は条件面をまだ交渉しないよう伝えられており、『ニューヨーク・ポスト紙』でも、ジョエル・シャーマン記者が「実際の入札プロセスは今週中に激化するはず」と記している。
16日(同17日)には、山本がメッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏の自宅で食事をともにしたとも伝えられたが、本格的な交渉はこれから。ここまでの面会は、各球団の本気度をアピールする場であったに過ぎないようだ。ニューヨークの2球団メッツとヤンキースに加え、ドジャース、ジャイアンツ、レッドソックスなどが獲得レースの本命とされているが果たして。
様々な憶測が飛び交う中、山本争奪戦は年内か早ければ今週中にも決着すると見られている。今オフ最大の目玉、大谷翔平投手に続く日本野球界の“至宝”に世界中の注目が集まっている。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)