【MLB】「ニューヨークに来る兆候はない」大谷翔平の移籍先、ヤンキースとメッツは脱落か オッズ急浮上はブルージェイズ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「ニューヨークに来る兆候はない」大谷翔平の移籍先、ヤンキースとメッツは脱落か オッズ急浮上はブルージェイズ

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【MLB】「ニューヨークに来る兆候はない」大谷翔平の移籍先、ヤンキースとメッツは脱落か オッズ急浮上はブルージェイズ
  • 【MLB】「ニューヨークに来る兆候はない」大谷翔平の移籍先、ヤンキースとメッツは脱落か オッズ急浮上はブルージェイズ

フリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の周辺が一気に慌ただしくなってきた。

米複数メディアが4日(日本時間5日)から始まるウインターミーティング期間中に契約締結の可能性を指摘したため、早期決着という見方が広まってきた。本命視されているロサンゼルス・ドジャースか伏兵か……。週明けから新天地を巡る報道がますます過熱しそうだ。

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■週明けのウインターミーティングで決定か

大谷は11月30日(同12月1日)、今季もっとも活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を3年連続で受賞。すでにア・リーグ本塁打王やア・リーグMVPなど数々のタイトルを手に入れており、今オフも受賞ラッシュとなっている。

そんなスーパースターの去就を巡り、新たな動きが出てきた。米メディアは各球団の監督や幹部、代理人らが一堂に介する恒例の大イベント、ウインターミーティング(現地4~7日・テネシー州ナッシュビル)期間中に新天地が決まると報道。そのため一気に慌ただしくなってきた。

米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は11月30日(同12月1日)、そのウインターミーティングを前に大谷争奪戦の現状を整理し、電子版で伝えた。

同記者は「現時点ではこれまで通りドジャースが筆頭候補。チームは1年以上に渡ってオオタニを求め続けており、彼自身も南カリフォルニアを好んでいると言われている」と記し、ナ・リーグ西地区の常勝軍団が優位との見解を示した。

その他の球団については「シカゴ・カブスとサンフランシスコ・ジャイアンツも有力視されており、トロント・ブルージェイズも同様」と高評価。名門ニューヨーク・ヤンキースに関しては「参入したものの勝ち目はないと考えている」と説明し、ニューヨーク・メッツ、テキサス・レンジャーズ、ボストン・レッドソックス、サンディエゴ・パドレス、シアトル・マリナーズ、“古巣”ロサンゼルス・エンゼルスなども参戦していると紹介した。

■ブックメーカー「大幅なオッズ」と投稿

一方、米放送局『SNY』のアンディ・マルティーノ記者は「オオタニがニューヨークに来るという兆候があれば、メッツは明らかに彼を積極的に追いかけるだろう。しかし、今のところ何の兆候もない」と記し、大都市ニューヨークでプレーする可能性は低いと予想した。

ヤンキース、メッツという名門2球団が失速気味であるのに対し、ここに来て急浮上しているのがブルージェイズ。ブラディミール・ゲレーロJr.内野手やボー・ビジェット内野手というスター選手が所属しており、ここに大谷が加われば確かに魅力的。また、メジャー全30球団のうち、米国50州以外(カナダ)に本拠地を置く唯一のチームということもあり、国際的アイコンとなった大谷にふさわしい舞台とも言える。

現地11月30日の時点で、人気ブックメーカー『bet365』の“大谷移籍先オッズ”はドジャース(-150)がトップで、ブルージェイズは2位となっている。11月8日には+2500だったのが、約3週間後には+350(100ドル賭けたら350ドル得られる)となっており、『bet365』も公式「X(旧ツイッター)」で「大幅なオッズ変更」と投稿し、ダークホースとして急浮上している様子を伝えた。

大谷争奪戦は予断を許さない状況となっているようだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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