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MVPの選出が終わり、移籍報道が本格化しつつあるメジャーリーグ。中でも大谷翔平投手の去就には、一際注目が集まっている。
12月4日から7日(日本時間5日から8日)には、米テネシー州ナッシュビルで各球団の幹部や監督、代理人などが一堂に会するオフシーズン最大のイベント、ウインターミーティングが開かれる。例年、多くの契約がまとまるため、大谷の移籍先もこの期間までに決定するという見方が大勢を占めている。
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■ファンも情報源の確認を
近年では、第一報がSNSで報じられる場面も少なくない。一方で、記者を装った“フェイクアカウント”が乱立、悪質な誤報に釣られてしまい、情報が錯綜するトラブルもしばしば起こっている。
一昨年のトレードデッドラインでは、USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が、ESPNのジェフ・パッサン記者を装ったニセモノが投稿したクリス・ブライアント外野手のトレード情報を拡散。パッサン本人が即座に自身のアカウントで否定するなど、混乱を招く一幕があったほどだ。
大谷や山本由伸投手など、日本選手の動向も話題の今オフでは対岸の火事で済まされない可能性がある。有識者の第一報であっても、複数の情報源を確認するなど、享受する側にも自衛が求められる。FA選手たちの移籍先が報じられるのは、おそらく日本時間の深夜から早朝が中心になるだろう。ウインターミーティング期間中は、大物選手の情報が数多く拡散されるため、とりわけ注意したいところだ。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)