
MLB公式は16日(日本時間17日)、全米野球記者協会(BBWAA)所属の記者投票による今季の年間最優秀賞選手(MVP)を発表。
ア・リーグは大谷翔平投手、ナ・リーグはアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が、ともに記者30人の1位票を全て集めて圧勝。大谷は史上初の2度目の満票受賞、両リーグMVPがともに満票で選出されるのも前例のない快挙となった。
◆「球界は恋に落ちた」大谷翔平の“ワンコ”が現地でも話題 FAの発言権を持つかもしれない「世界でもっとも有名なペット」
■「紛れもなく君がア・リーグのMVP」
大谷は今季打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で、日本選手初の本塁打王を獲得。投手としても23試合に先発し10勝5敗、防御率3.14。132イニングを投げ、167奪三振を記録。9月は故障で離脱するも、ライバルたちに圧倒的な差をつけて満票受賞となった。
大谷の快挙に際し、「MLBjapan」の公式SNSが反応。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに戦った、セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手から寄せられた祝福メッセージを動画で投稿した。
ヌートバーは「ショウヘイ!おめでとう、本当にふさわしいよ。紛れもなく君がア・リーグのMVPだと思っていた。僕はとても嬉しい。もちろん、まずは一日も早い回復を祈っていますが……。今日はおめでとうと言わせてください。君は最高だ」と、術後の大谷を気遣いつつ喜びを伝えた。
歴史的なシーズンを最高の賞とともに締めくくった大谷。打者専念の来季は、ヌートバーと同じナ・リーグで直接対決する姿が見られるかもしれない。
◆【実際の映像】大谷翔平、MVP満票受賞より気になる? 発表の瞬間はワンコ”とハイタッチ
◆「球界は恋に落ちた」大谷翔平の“ワンコ”が現地でも話題 FAの発言権を持つかもしれない「世界でもっとも有名なペット」
◆アクーニャJr.も“満票”でナ・リーグMVP初受賞 まさかの「ウインターリーグ出場中」にライバルたちも脱帽
(H.Ariga/SPREAD編集部)
#大谷翔平 の2度目のMVP獲得を祝して#ヌートバー からメッセージが届きました🎉🥰@MLB pic.twitter.com/O3DClSvKEr
— MLB Japan (@MLBJapan) November 17, 2023