【MLB】シーガーが2試合連発、レンジャーズ敵地連勝で世界一へ王手　ア・リーグ最多安打セミエンが5打点

MLBは27日（日本時間28日）に、今季の世界一を決めるワールドシリーズが開幕。

注目の第4戦は、ア・リーグ覇者のテキサス・レンジャーズがアリゾナ・ダイヤモンドバックスを11－7で下して勝利。主砲コーリー・シーガーの2試合連続本塁打が飛び出すなど、自慢の強力打線が爆発。対戦成績を3勝1敗とし、球団史上初の世界一へあと1勝に迫った。

■負傷のガルシア代役、ジャンコウスキーが2安打2打点

最大7試合、4勝先取制で行われるワールドシリーズ。第1戦と第3戦を制し、レンジャーズの2勝1敗で迎えた第4戦。この日はレンジャーズ強力打線が、ダイヤモンドバックスのブルペンデーを攻略。序盤で大差がつくワンサイドゲームとなった。

試合は2回表、レンジャーズが相手のワイルドピッチで先制すると、今季ア・リーグ最多安打マーカス・セミエンの2点適時打で追加点。さらには主砲シーガーの2試合連続となるポストシーズン6本目の本塁打が飛び出し、一挙5得点を挙げた。

続く3回表にもレンジャーズ打線が爆発。前日の試合で左わき腹を負傷したアドリス・ガルシアの代役、トラビス・ジャンコウスキーが2死満塁で2点適時打をマーク。そしてセミエンが3ランを放ち、この日5打点目。序盤で二桁得点を記録し、早々に試合を決めた。

敗れたダイヤモンドバックスは、かねてから懸念されていた先発不足が響き、打線が12安打を放ち奮起するも反撃及ばず。ケテル・マルテが、ポストシーズン記録更新の19試合連続安打を放つなど気を吐いたが、焼け石に水だった。

レンジャーズはダイヤモンドバックスに11－7で勝利。前日負傷のガルシアとマックス・シャーザーがベンチメンバーから外れるアクシデントも乗り越え、球団史上初の世界一へ王手をかけた。

（H.Ariga／SPREAD編集部）

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— Texas Rangers (@Rangers) November 1, 2023