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第168回天皇賞・秋(GI、芝2000m)が行われる東京競馬場の馬場情報が29日、JRAより発表された。東京は芝、ダートともに「良」。芝のクッション値は「9.0/標準」で今朝方の雨の影響もなく、前年「9.1/標準」と遜色ない数値で計測された。
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■土曜東京芝は“好位差し”決着
土曜東京は芝のクッション値「9.2/標準」。今週からA→Bコース替わりとなり3メートル外に内柵を設置、先週までの馬場の痛みは改善された。極端な前残りのシーンは少ないが、好位差し優勢の傾向が目立っていた。
土曜東京8Rの3歳上1勝クラス(インスタキング)は芝2000mの勝ち時計1分59秒7をマーク、勝ち馬は10頭立て3番手の位置から上がり3F34秒0でインから突き抜けた。前年、天皇賞・秋週の土曜東京8R・3歳上1勝クラス(カトゥルスフェリス)は1分58秒5、勝ち馬は後方から差し切り。前年とは異なる馬場状況だ。
なお、土曜東京11R・アルテミスS(チェルヴィニア)は芝1600mの勝ち時計1分33秒6。レースレコードを0秒2上回る高速決着で、ここの勝ち馬も10頭立て3番手からの好位差しだった。
土曜東京芝6鞍の内、5鞍で道中4番手以内の馬が勝利。天皇賞・秋出走馬で前走道中4番手以内だった馬はノースブリッジ、ガイアフォース、ジャックドールの3頭。前日オッズではノースブリッジが単勝オッズ“100倍”以上で大穴馬も傾向に合致している。
当日/10月29日(日曜)
含水率┗ゴール前=芝13.6%|ダ2.5%┗4コーナー=芝15.7%|ダ3.0%芝のクッション値=9.0[標準]
前日/10月28日(土曜)
含水率┗ゴール前=芝12.8%|ダ1.2%┗4コーナー=芝14.1%|ダ2.1%芝のクッション値=9.2[標準]
前年/10月30日(天皇賞・秋当日)
含水率┗ゴール前=芝13.3%|ダ2.6%┗4コーナー=芝13.8%|ダ2.1%芝のクッション値=9.1[標準]
(SPREAD編集部)
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