59年ぶり“関西対決”の日本シリーズが開幕 オリックス・山本由伸を迎え撃つ阪神期待のキーマンは…… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

59年ぶり“関西対決”の日本シリーズが開幕 オリックス・山本由伸を迎え撃つ阪神期待のキーマンは……

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59年ぶり“関西対決”の日本シリーズが開幕 オリックス・山本由伸を迎え撃つ阪神期待のキーマンは……
  • 59年ぶり“関西対決”の日本シリーズが開幕 オリックス・山本由伸を迎え撃つ阪神期待のキーマンは……

2023年の日本シリーズが28日に開幕する。

オリックスバファローズ阪神タイガースは、ともにレギュラーシーズンに加えてクライマックスシリーズ(CS)でも圧倒的な強さを見せてきた。第1戦と第2戦は京セラドーム大阪で開催。59年ぶりの“関西対決”となる頂上決戦は、果たしてどのような戦いになるか。

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■山本由伸で2勝を挙げたいオリックス

リーグ3連覇から2年連続日本一を目指すオリックスは、第1戦で先発予定の山本由伸に注目だ。

2年連続で沢村賞を受賞し、今季も16勝6敗、防御率1.21の成績を残した絶対的エースだが、千葉ロッテマリーンズと対戦したCSファイナルステージでは勝ち投手にこそなったものの、7回10安打で5点を失った。自身3年連続の日本シリーズ開幕投手で本来のピッチングを披露できるか。今季、阪神とは6月13日の交流戦で対戦して8回を2安打11奪三振で無失点に抑え込んだ。本拠地開幕の第1戦は“必勝”であり、「山本由伸で2勝」がオリックスの日本一への近道だ。

一方、18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神は、1985年以来球団2度目の日本一を目指す。第1戦は村上頌樹が先発予定だが、キーマンには大卒ルーキーの森下翔太を指名したい。

今季レギュラーシーズンでは94試合に出場して打率.237、10本塁打、41打点だった森下は、シーズン終盤には3番打者として勝負強い打撃を披露し、広島とのCSファイナルステージ第1戦では本塁打を放って勝利に貢献した。CSの1試合も含め、森下が本塁打をマークした試合はチームが9勝1敗の勝率9割を誇る。山本由伸とは未対戦。豪快な一発を放つことができれば、シリーズの流れを一気に引き寄せることができるだろう。

今季の交流戦ではオリックスが2勝1敗で勝ち越した。オリックスは過去2年の日本シリーズでの経験を生かしたい。阪神は前回2005年の日本シリーズでロッテに4連敗(4戦合計4対33)で惨敗した苦い記憶を消し去りたいところ。ともに投手力自慢のチームなだけにロースコアの接戦が予想されるが、まずは最初の2試合でどちらがペースを握れるか。ファンの大歓声も大きな後押しとなる。

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提供●Baseball Times

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