サンフランシスコ・ジャイアンツの新監督ボブ・メルビンが、25日（日本時間26日）に就任会見を行い、今オフFAとなる大谷翔平や、ポスティングシステムでのメジャー移籍が見込まれるオリックスバファローズの山本由伸らの獲得について言及した。
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■かつてはイチロー、松井秀喜とも共闘
ジャイアンツの地元紙『サンフランシスコ・クロニクル』ほか多数のメディアが、来季から監督を務めるメルビンの就任会見を報道。会見の中で、今季レギュラーシーズン79勝83敗と負け越したチームの補強について触れたメルビンは「みんないい選手だ、彼ら全員を獲得したいくらいだね。金銭的には無理があるが、全員が話題になると思うし、自分が獲得に影響を与えることができれば」と、大谷や山本を始め、今季パドレスのエースとして活躍したサイヤング賞候補ブレイク・スネイルなど大物FA選手獲得に期待を込めた。
メルビンは今季ダルビッシュ有所属のサンディエゴ・パドレスを指揮。イチロー在籍時のシアトル・マリナーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、松井秀喜がいたオークランド・アスレチックスの監督を歴任し、来季からのジャイアンツが5球団目。20年間で通算1517勝1425敗、最優秀監督賞に3度輝いた屈指の名監督だ。
イチローとは現在も親交があり、大好きなワインを楽しめるよき友人同士でもある。日本選手に深い理解を持つ知性派の名将が、大谷、山本獲得の追い風となれるか。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
