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MLBは16日(日本時間17日)、ポストシーズンのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがアリゾナ・ダイヤモンドバックスに5-3で快勝した。
主砲のブライス・ハーパーが本塁打含む、2安打2打点の活躍。31歳の誕生日を白星で飾り、注目のワイルドカード対決初戦を制した。
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■PS好調のカステヤノスにも一発
最大7試合、4勝先取制で行われるナ・リーグ優勝決定シリーズ。注目の第1戦は、序盤からフィリーズ打線が爆発した。
初回に先頭打者カイル・シュワーバーの本塁打で先制すると、3番ハーパーのバースデーアーチで追加点。2回裏にはニック・カステヤノスがポストシーズン5本目の本塁打放ち、続く3回裏には再びハーパーが右前適時打、今季17勝の相手先発ザック・ギャレンを打ち崩した。
投げては、フィリーズ先発のザック・ウィーラーが6回81球3安打無四球2失点の好投。セランソニー・ドミンゲス、ホセ・アルバラードと繋ぎ、最後はクローザーのクレイグ・キンブレルが試合を締めくくった。敗れたダイヤモンドバックスは、打線が振るわず4安打。エースも打ち込まれ、終始波に乗れなかった。
なお、MLB公式サラ・ラングス記者によると、ハーパーがポストシーズンで本塁打を打ったチームは現在10連勝中。ニューヨーク・ヤンキースの“レジェンド”、バーニー・ウィリアムスやミネソタ・ツインズのカルロス・コレアと並び、メジャー史上最長記録とのこと。昨季もワイルドカード枠から這い上がり、ワールドシリーズの大舞台へと辿り着いたフィリーズ。悲願の世界一へ向け、リーグ優勝決定シリーズでも最高のスタートを切った。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
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