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MLBは12日(日本時間13日)、ポストシーズンのナ・リーグ地区シリーズ第4戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがアトランタ・ブレーブスに3-1で快勝。
敗れたブレーブスは、この日も自慢の強力打線が振るわず。5安打でわずか1得点、主砲のマット・オルソンも1安打のみとノーアーチのまま地区シリーズで姿を消した。
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■「40-70」のアクーニャJr.も打率.143と振るわず
レギュラーシーズンは、ブレーブスが2位のフィリーズに14ゲーム差をつけて地区優勝。同じナ・リーグ東地区でしのぎを削る両チームが、昨季に続き地区シリーズで激突した。
最大5試合、3勝先取制で行われる地区シリーズ。1勝2敗とブレーブスがリードされて迎えた第4戦は、フィリーズ打線が本塁打攻勢で逆転勝ち。ポストシーズン好調のニック・カステヤーノスが同点弾含む2本のアーチを放つなど、猛打賞の活躍。決勝本塁打をマークしたトレイ・ターナーは4安打と、この日もチーム2桁安打を記録した。
敗れたブレーブスは昨季に続き、2年連続でフィリーズ相手に地区シリーズで敗退。54本塁打139打点の“2冠王”オルソンもポストシーズンでは本塁打なし。41本塁打73盗塁のロナルド・アクーニャJr.も、4試合でわずか2安打。打率.143と最後まで振るわなかった。
世界一最有力とも謳われたブレーブスが破れ、ロサンゼルス・ドジャース、ボルチモア・オリオールズと合わせて「レギュラーシーズン100勝チーム」が全滅。これで、両リーグ合わせて、勝ち残った4チーム中3チームがワイルドカード枠という波乱の「下剋上シリーズ」となっている。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
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— Philadelphia Phillies (@Phillies) October 13, 2023