無敗で凱旋門賞を制したエースインパクト（牡3、仏・JC.ルジェ厩舎）が現役を引退し、種牡馬入りすることが分かった。12日に『レーシングポスト』など複数の海外メディアが発表した。
凱旋門賞後は、ロンジンワールドベスト競走馬ランキングで1位イクイノックスに次ぐレーディング128を記録。ヨーロッパ最強を証明した無敗の仏ダービー馬は、来年から地元フランスのハラス・ド・ボーモンで種牡馬生活を送ることとなる。
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■彼は地球外生命体
主戦のクリスチャン・デムーロ騎手は『レーシングポスト』の取材に対し、「エースインパクトは地球外生命体で、これほど質の高い馬は5年か10年に一度しか見られない。3歳馬であれだけの末脚を見せて凱旋門賞を制し、無敗を維持するのは並外れたものだ」とエースインパクトの能力の高さを称賛した。
またエースインパクトを管理するジャン=クロード・ルジェ調教師は「エースインパクトは6度の完璧なパフォーマンスを見せた。彼をサポートするすべての人にとって、今年は素晴らしい年だった」と語った。さらに「エースインパクトがジョッキークラブとアークを制したことは非常に稀な出来事で、この輝かしい栄光に浸りながら種牡馬入りするのは、素晴らしいことだ。」と引退するエースインパクトの活躍を振り返った
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（G.tsukamoto/SPREAD編集部）
