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9日に京都大賞典(GII、京都芝2400m)を含めたWIN5対象レースが行われる。
JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は、的中票数150票、払戻金263万8040円と、4億オーバーを記録した2週前よりは落ちたものの100万超えの好配当を記録している。
ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。
◆【京都大賞典2023/全頭分析】ヒートオンビートは“消し”も 「2.3.1.0」条件合致の古豪が本命◎候補
■GI馬ヴェラアズールは消し
長距離路線のチャンピオン候補が集結する京都大賞典。京都で行われた2013年から20年のデータを見ると、平均3連単は69万1348円の荒れ模様。毎年のように荒れるわけではないが、19年には11番人気のドレッドノータスが勝利。さらに遡ると13年の11番人気ヒットザターゲットが単勝万馬券の大波乱を演出した。
前走ローテを見ると、宝塚記念組が最多5勝。前走クラス別で見ても、前走・GI組が【5.4.6.21】で勝率13.9%を記録しており、直近でのGI経験が生きる結果に。脚質傾向を見ると、逃げ0勝、先行4勝、差し3勝、追込1勝。極端な脚質には厳しいデータとなっている。
今回のメンバーで前走GI組はアイアンバローズ、ヴェラアズール、ディープボンド、ボッケリーニの4頭。しかし、ヴェラアズールは斤量59キロが不安要素で、同馬を消した3頭での突破を狙う。
■WIN3は想定7番人気の伏兵に警戒
今回警戒すべきは、WIN3東京10R・六社S。過去10年の平均3連単配当額が6万2127円と波乱傾向にあり、20年と21年は3連単が10万を超える決着となった。今回はここが山場とみる。
まずWIN1東京9R・昇仙峡特別は例年前が止まらない傾向のため、先行馬を手広く押さえて突破する。続くWIN2京都10R・大山崎Sは少波乱が起こる可能性もあり、有利な先行馬を人気問わず手広くセレクト。
WIN3東京10R・六社Sは先行策が有利な傾向。当舞台での先行好走歴を持つチャックネイト、ワープスピードの2頭で攻略する。なお、上位人気が予想されるダノンザタイガーは8カ月の休養明けということもあり、ここは“消し”と判断。
ラストを飾るWIN5東京11R・グリーンチャンネルCは東京ダート1600mで2戦2勝の3歳馬・ペリエールの一点で勝負する。
WIN1:グリューヴルム、ディサイド、レッドベルアーム、ローズボウルWIN2:エコロアイ、パラシュラーマ、プラチナムレイアー、ランドボルケーノWIN3:チャックネイト、ワープスピードWIN4:アイアンバローズ、ディープボンド、ボッケリーニWIN5:ペリエール
計96点
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文●塚本元気(SPREAD編集部)
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