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ア・リーグのワイルドカード枠を争う西地区同士の対決、ヒューストン・アストロズとシアトル・マリナーズの3連戦。
26日(日本時間27日)に行われた注目の第2戦は、マリナーズ先発のジョージ・カービーが好投し、6-2で勝利。ワイルドカード圏内3位のアストロズ(※3位までがPS進出)まで0.5ゲーム差に迫り、昨日消滅した自力優勝も復活した。
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■アストロズは守りのミスが致命傷に
前カードで両チームとも3連敗を喫し、アストロズ先勝で始まったマリナーズとの直接対決。3連戦の第2戦はマリナーズ投手陣が奮起し、先発カービーが6回5安打無失点と好投。その後もジャスティン・トーパ、マット・ブラッシュ、アンドレス・ムニョス、自慢の強力ブルペン陣を繋いで序盤のリードを最後まで守り切った。
敗れたアストロズは、先発のクリスチャン・ハビエアが4回2/3を投げ4失点(自責3)。守りのミスから先制点を献上すると、2番手のラファエル・モンテロが流れを止められず。打線も10安打を放ったものの、初回満塁の好機で凡退し、終わってみれば2得点にとどまった。
この日、西地区首位のテキサス・レンジャーズがロサンゼルス・エンゼルスに敗れたため、マリナーズは自力優勝の可能性が復活。ワイルドカード枠3位のアストロズに再び0.5ゲーム差と迫っている。思わぬ“援護射撃”に救われたマリナーズ、明日の第3戦はポストシーズン進出を左右する大事な一戦になる。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)