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シアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲスが11日(日本時間12日)、本拠地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に「2番中堅」で先発出場。
10回裏の第5打席に今季30号本塁打を放ち、メジャーデビュー2年目で「30本塁打30盗塁」の快挙を達成した。この日2打点を挙げ、ア・リーグ打点部門で並んでいた大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)を抜き、97打点で単独3位に浮上。
8月月間で30打点を荒稼ぎ、9月に入っても好調で猛烈な追い上げを見せている。
◆【実際の動画】ロドリゲス「30本塁打30盗塁」達成!低めのボール球をバックスクリーンへ運んだ“エグイ”一発!
■史上44人目、球団2人目の大記録
現在22歳のロドリゲスは、昨季メジャーデビュー。イチローが本拠地での試合前にキャッチボールのパートナーを務めるなど、“愛弟子”として日本でも知られる存在に。前評判通りの高いポテンシャルを遺憾なく発揮し、打率.284、28本塁打、25盗塁でア・リーグ新人王を受賞した。
今季も序盤は打撃不振に苦しむも徐々に巻き返し、地元シアトル開催のオールスターゲームに2年連続で出場。8月は打率.429で月間MVPに輝くなど、圧倒的な存在感を放っている。
この日は、2点ビハインドで迎えた10回裏の第5打席、相手4番手のホセ・マルテから自身初の30号本塁打を放ち、メジャー2年目にして史上44人目の「30本塁打30盗塁」を達成。打点でも大谷翔平を抜き、ア・リーグ単独3位の97打点に。先日行われた、MLB公式の「模擬投票」でもア・リーグMVP候補3位に選ばれるなど、スーパースターへの道を順調に駆け上がっている。
ロドリゲスは今季ここまで137試合に出場。打率.287、30本塁打、97打点。チームトップの36盗塁をマークしている。
◆【実際の動画】ロドリゲス「30本塁打30盗塁」達成!低めのボール球をバックスクリーンへ運んだ“エグイ”一発!
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文●SPREAD編集部
JULIOOOOO TIES IT IN THE 10th WITH HIS 30th HR! pic.twitter.com/IBEaxKRl85
— MLB (@MLB) September 12, 2023