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アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは11日(日本時間12日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「4番一塁」で先発出場。3回の第2打席に今季49号3ラン、6回の第3打席に節目の50号ソロを放った。
これで今季127打点目。本塁打に続き、打点部門でも両リーグトップを独走。自身初の打撃タイトル、さらには2冠王へ向けて視界良好だ。
◆【実際の動画/49号】まるで“ゴルフスイング”、オルソン今季49号は低めスライダーをすくい上げた技ありアーチ!
■127打点で両リーグ2冠独走
9月絶好調、オルソンの勢いが止まらない。この日は3回の第2打席で49号3ラン、第3打席には左翼への50号ソロをマーク。ナ・リーグ2位のピート・アロンソとカイル・シュワバーとは7本差、両リーグでも単独トップを独走、ア・リーグで44本塁打の大谷翔平に6本差をつけている。
オルソンは初回の第1打席に四球で出塁。4点ビハインドで迎えた3回表の第2打席、相手先発マイケル・ローレンゼンの4球目スライダーをすくいあげると、打球は高い放物線を描き右翼へ。角度34度、滞空時間5.8秒のオルソンらしい打球が「TOYOTA」の看板を直撃した。
さらに6回の第3打席、再びローレンゼンとの対戦。今度は6球目のチェンジアップを捉えると、打球は左翼スタンド最前列へ飛び込むソロアーチに。
これで9月10試合で7本塁打、東北楽天ゴールデンイーグルスでも活躍した、ブレーブスの“レジェンド”アンドリュー・ジョーンズが持つ球団記録「51本」にあと1本と迫っている。また、打点部門でも2位のアロンソと24差をつける127打点をマーク。こちらも、タイトル獲得はほぼ確実な状況だ。
ブレーブスは、現在ナ・リーグ東地区2位のフィリーズと4連戦中。15ゲーム差以上が開き地区優勝は確実の状況で、チームはすでにポストシーズンの展望と個人記録に注目が集まっている。
◆【実際の動画/50号】これで入るのか…!オルソン節目の50号は甘いチェンジアップを軽々と左翼スタンド最前列へ
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文●SPREAD編集部
Mighty Matt! 💪#ForTheA | @mattolson21 pic.twitter.com/JRVw0p9BAV
— Atlanta Braves (@Braves) September 11, 2023
50th on the season and his second homer tonight! pic.twitter.com/PoARKIHMFF
— Atlanta Braves (@Braves) September 12, 2023