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女子ゴルフの国内第26戦「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」(北海道・ゴルフ5カントリー美唄コース/6472ヤード、パー72)は1日、第1ラウンドが行われ、鈴木愛が7バーディ、1ボギーの66で回り、通算6アンダーで単独首位発進した。小祝さくらが2打差4アンダー2位、櫻井心那が3打差3アンダー3位で追走している。
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■鈴木が4連続バーディで抜け出す
強風と雨がコースの難易度を上げ、選手たちの行く手を阻んだ初日。アンダーパーがわずかに18人というタフなラウンドとなった。
そんな中、まず抜け出したのが第4組と早いスタートになった鶴岡果恋。3番でバーディが先行するも4番ボギー。だが、5番でバウンスバックし、前半1つ伸ばしてハーフターン。
後半に入って12番、13番連続バーディ。難しい16番で約3メートルのバーディパットをジャストタッチで沈め、4アンダー単独首位に立つ。しかし、17番で池は回避したものの、左へ大きく曲げてボギー。18番でも痛いボギーを喫し、2アンダーでホールアウトした。
これと入れ替わるようにトップへ駆け上がったのが小祝。前半4番、5番連続バーディで2つ伸ばして折り返すと、10番、12番バーディで、4アンダー単独首位に躍り出る。小祝は13番でもバーディを決め、2位に2打差をつける。
小祝を追ったのが、前半2つ伸ばし、後半10番バーディで3アンダーとしていた櫻井。13番で長いバーディパットを決め、1打差に迫る。だが、14番でこの日初めてのボギー。再び2打ビハインドとなる。
替わって首位に迫ってきたのが、アウト・スタートの最終組で回る鈴木。前半3つ伸ばしたが、6番以降はパーセーブでチャンスを待つ。後半13番でバーディパットを真ん中から沈め、1打差に迫ると、流れが変わる。
先を行く小祝は難関16番で3パットのボギー。この時点で小祝と鈴木が首位に並ぶ。
鈴木は14番でもピン手前からフックラインを読み切ってバーディ。ついに単独首位に立つ。続く15番パー3ではグリーンを外すも、右手前ラフからチップインバーディ。難しい16番でもワンピンに寄せ、怒涛の4連続バーディ。2位小祝との差を一気に3打に広げた。
鈴木は17番でこの日唯一のボギーが来たものの、18番パー4では3オン1パットのナイスパーセーブ。2打のリードを持って2日目に臨むことになる。
明日は晴れで、風も弱まる予報。初日とは全く異なる、伸ばし合いが期待される。
■主な上位選手順位
上位選手の主な順位は以下の通り。
1位/6アンダー/鈴木愛2位/4アンダー/小祝さくら3位/3アンダー/櫻井心那4位タイ/2アンダー/鶴岡果恋、篠崎愛、木下彩、神谷そら、天本ハルカ
安田祐香、金澤志奈は1アンダー9位タイ。平岡瑠依、青木瀬令奈、山下美夢有はイーブンパー19位タイ。佐藤心結、山内日菜子、高橋彩華、申ジエ(韓国)、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、永峰咲希は1オーバー27位タイにつけている。
藤田さいき、永井花奈、竹田麗央、桑木志帆は3オーバー55位タイ。内田ことこ、仁井優花は4オーバー73位タイ。宮澤美咲は6オーバー83位タイ。吉本ひかるは7オーバー89位タイと出遅れた。
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文●河野道久
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