
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、本拠地で行われたタンパベイ・レイズ戦に「2番DH」で先発出場。第2打席に今季43号の満塁弾を放った。
◆大谷翔平、史上初“投打6冠”に迫る僅差「0.14」の数字 各部門でトップ射程圏内へ浮上
■衝撃の満塁弾で全米トップ
大谷は18日のレイズ戦の第2打席で、相手投手エラスモ・ラミレスの投じた2球目のカットボールを強振。打球角度28の当たりは打球速度102.1マイル(約164キロ)、飛距離389フィート(約119メートル)のグランドスラムに。マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)に並ぶ全米トップの43号は衝撃の一発となった。
大谷はこれで43本塁打に加え、17盗塁、7三塁打を記録。米データサイトの『Codify』公式X(旧Twitter)によると、1シーズンでこの数字を同時達成したのは4選手で計6回。1921年のベーブ・ルース、1931年のルー・ゲーリッグが1回ずつ達成し、ウィリー・メイズが1955年と1964年に計2回記録しており、2021年に続く達成の大谷はメイズに並ぶこととなった。
ルース、ゲーリッグ、メイズ…。伝説の名選手たちと肩を並べた。野手としてはとしては打撃三冠を視界、投手としても2桁勝利を挙げるなど、史上最高と呼べるるシーズンを送る大谷のさらなる記録ラッシュには期待が高まる。
◆大谷翔平、史上初“投打6冠”に迫る僅差「0.14」の数字 各部門でトップ射程圏内へ浮上
◆土俵際のエンゼルス、最後の望みはトラウトの復帰 藤浪晋太郎、前田健太は地区優勝のチャンス大 プレーオフ進出争いの現状
◆「アナハイム地域に揺れを観測」大谷翔平、今季43号満塁弾に本拠地スタジアムが地鳴りのような大歓声
文●SPREAD編集部