【超RIZIN2】“朝倉未来の弟子”ヒロヤ、伊藤裕樹に大健闘　ジャーマンスープレックスなど見舞い会場から大歓声　「気持ちの強さが伝わった」

「のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」が30日、さいたまスーパーアリーナで行われRIZINパートの第1試合「伊藤裕樹 vs. ヒロヤ」は、伊藤裕樹が判定2－1で勝利した。

◆【実際の映像】「なんてスープレックスだ！」ヒロヤが強豪ストライカー相手に大健闘！　場内から拍手＆大歓声

■伊藤「ヒロヤ選手に拍手を」

テーマに『公開処刑』を掲げた、RIZIN戦績4戦3勝3KOのストライカー伊藤に、朝倉未来の弟子ヒロヤが大健闘。泥臭い試合で会場を湧かせた。

第1ラウンド序盤から気合の入ったヒロヤが、伊藤の左ストレートと同時にタックルを仕掛けたものの切られる。組みからスタンドバックを奪ったヒロヤだが、伊藤には通じず。泥臭く攻めるヒロヤにラウンド終了後、場内からは拍手が湧いた。

その後もヒロヤが組付く展開が続いたが、2ラウンド後半からはスタンディングでの打ち合いに。伊藤も当たればKOという左ストレートを繰り出すなど試合が大きく動いた。

最終ラウンド、伊藤がプレッシャーを掛けてタックルを切ってからのワンツー連打で仕掛けるが、ヒロヤも負けじと組み付く。立ち上がったヒロヤがジャーマンスープレックスを見舞うと場内はざわめき、歓声が飛んだ。場内からはヒロヤコールと拍手が沸き起こるなか、泥臭い試合が続く。休む間もなく展開される消耗戦の末、試合は判定へ。結果は、判定2－1で、伊藤が勝利。

試合後のマイクで伊藤は「圧勝するつもりだったんですけどヒロヤ選手が強かった。気持ちの強さが伝わった。ヒロヤ選手に拍手をお願いします」とヒロヤを称賛した。

伊藤は前回「RIZIN.42」で山本アーセンに判定負けを喫したものの、それまでRIZINでは3戦3勝3KOを誇る実力派ストライカー。実力差のある対戦だったが、ヒロヤが観客を味方につける大健闘を見せた。

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文●SPREAD編集部