総合格闘家・朝倉未来は28日、「のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」（30日、さいたまスーパーアリーナ）の記者会見に登壇。ヴガール・ケラモフとのフェザー級タイトルマッチへ向け、試合の展望と意気込みを語った。
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■朝倉「ベルトに執着はない」
朝倉未来（C）RIZIN FF
当日、先に会見へ臨んだ対戦相手のケラモフは、「朝倉未来が自分に優る点はない。3ラウンド判定までは行かない。早い段階で決着をつける」と豪語。
一方、朝倉はケラモフに対し「フィニッシュ率が高く、フィジカルがめちゃくちゃ強い」と分析し、「組みにくるケラモフと、打撃で追い詰めていく俺の戦い」と試合展開を読んだ。
自身2度目の挑戦となるフェザー級タイトルマッチへ向けては、「強いやつと戦ってどちらが強いか決めたい。どちらが強いかに興味がある。ベルトに執着はない」とし、続けて「ケラモフを倒し、次はクレベルを倒す」と、2021年6月の東京ドーム大会で一本負けを喫したクレベル・コイケへのリベンジを見据えた。
また、今年6月の北海道大会で計量オーバーにより王座剥奪となったクレベルに対し、「ダメじゃないですか」と即答しつつも、「普段の季節より汗が出る量が多い。水分が思ったよりも抜けている感覚があり、水抜きの時に影響が出る」と、夏の減量事情を語った。
朝倉はあと4.5キロを水抜きで調整すると明かし、会見では声を枯らせ、言葉少なめに会場を後にした。
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文●SPREAD編集部
