【MLB】大谷翔平、メジャー初完投・初完封で今季9勝目　1安打8奪三振111球の熱投でダブルヘッダー初戦に快勝

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日（日本時間28日）、敵地でのデトロイト・タイガース戦ダブルヘッダー1試合目に「2番DH・投手」で先発出場。

打席では5打席でヒットなしも、9回を投げ切り1安打完封で今季9勝目。111球の熱投でチームの白星を掴み取った。

■フォーシーム軸にタイガース打線を圧倒

前日の試合が雨で中止となり、急きょ組まれたダブルヘッダーの1試合目。志願して1日前倒しで迎えた大谷今季20試合目の登板は、メジャー6年目で初の完封劇となった。

大谷は初回に、2番ライリー・グリーンから三振を奪うなど三者凡退で立ち上がると、その後もストライク先行で圧巻のピッチング。最速99.5マイル（およそ160キロ）のフォーシームを軸にタイガース打線を翻弄し、4回までパーフェクト。5回にこの日唯一の安打を浴びるも、併殺打で乗り切り、最後まで危なげなく投げ切った。9回111球（ストライク71球）1安打3四球8奪三振。111球のうち62球がフォーシーム、力で押す投球でねじ伏せた。

打っては5打席で出塁ならずも、エンゼルス打線が序盤から大谷を援護。期待のルーキートレイ・キャベジが2回表に犠飛、4回表に2点適時打を放つなど序盤からリードを奪い、エースの好投を後押しした。試合は6－0でエンゼルスが快勝。

大谷は今季9勝目を挙げ、防御率3.43。現在、第2試合に「2番DH」で先発出場中。2回表の第2打席に今季37号を放っている。

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文●SPREAD編集部