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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「2番DH」で先発出場。連夜にわたり9回裏に豪快弾をスタンドに叩き込み、ファンを歓喜させた。
大谷はこれでチーム94試合目にして34本塁打の73打点。これにはもちろんMLB公式サイトも注目。それと言うのも昨季62本塁打でアメリカン・リーグ記録を塗り替えたニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジと同ペースでホームランを量産しているからだ。
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■本塁打、打点以外は大谷に軍配
MLB公式サイトは「我々はまた歴史を目撃しているのか」と題し、同SNSに2選手の比較を掲載した。
Are we seeing history again?
Shohei Ohtani is keeping pace with Aaron Judge's remarkable 2022 season. pic.twitter.com/sQNEgrAwmS
— MLB (@MLB) July 17, 2023
ご覧の通り本塁打と打点こそ94試合目にてまったく同様の成績ながら、打率は大谷.301にジャッジが.282で大谷に軍配。OBP(出塁率)も今季の大谷が.386に対しジャッジは.366。SLG(長打率)でも大谷の.665に対しジャッジは.619と大谷がことごとく上回って見せた。
この投稿にはファンもざわついており、ジャッジ・ファンが「大谷はセンターを守れるのか」と書き込めば、大谷ファンも「ジャッジが投手になれるとは聞いたことはない」と盛り上がりを見せている。
もちろん、シーズン途中だけにすべては仮定の話だが、大谷自身球宴でジャッジ超えについて訊ねられると「塗り替えたい気持ちはある」と明言。ア・リーグ記録更新はまだまだシーズン終盤の話題だろうが、2021年のように大谷が後半戦で13本と大失速。ホームラン王を逃した同じわだちを踏まないよう願うばかりだ。
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文●SPREAD編集部