MLBは14日（日本時間15日）、オールスター・ブレークが明け、いよいよ後半戦へと突入する。前半戦だけで32本塁打し、ホームラン王争いで独走するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は同日行われるヒューストン・アストロズ戦に二刀流での先発出場が予定されている。
◆【実際の映像】「最初にヤンキースだ。そしてヤンキース、ヤンキース、ヤンキース」と連呼するオルニー記者
■「ひりひりした9月」
後半戦、何よりも気になるのは日本時間8月2日午前7時に迎える大谷のトレード・デッドラインだ。エンゼルスは6月までプレーオフ進出のかかるワイルドカード争いでも「圏内」へと浮上。大谷が切望する「ひりひりした9月」が見えていたが、前半戦終了時には借金生活へと転落した。現状、エンゼルスには大谷のこれまで以上の大車輪の活躍以外に浮上の緒は見えない。
そうなると大谷のトレードは現実味を帯びて来る。
今のところ関係者によるとエンゼルスは大谷のトレードには動かないと囁かれているものの、もしトレードが浮上するなら、もっと熱心に動くのは「ヤンキースだ」と米メディア『ESPN』のバスター・オルニー記者は、チーム名を挙げている。
オルニー記者は番組で大谷のトレードに熱心に動くのはどのチームかを訊ねられると「最初にヤンキース。そしてヤンキース、ヤンキース、ヤンキース。その後にレンジャースとレイズ」と力を込め答えた。
また、これを受け米デジタルメディア『The Game Day』は、さっそく大谷を含めたヤンキースの打順を発表。大谷にヤンキースのユニフォームをあてた画像も入れ込んだ。それによると大谷加入後のヤンキース・ラインナップは以下の通り。
1番中堅 ハリソン・ベイダー2番二塁 グレイバー・トーレス3番右翼 アーロン・ジャッジ4番DH 大谷翔平5番左翼 ジャンカルロ・スタントン6番一塁 アンソニー・リゾ7番三塁 D.J.ルメイヒュー8番遊撃 アンソニー・ボルピー9番捕手 カイル・ヒガシオカ先発投手 ゲリット・コール
Buster Olney reported today the Yankees are the "most motivated" team to trade for Shohei Ohtani this trade deadline 👀🗽
(jersey swap via @clutchpointsapp) pic.twitter.com/z27K2nbq2G
— The Game Day MLB (@TheGameDayMLB) July 13, 2023
確かになかなかな豪華メンバーだ。
もっともSPREAD編集部なら、この打順はこう並べ替える。
1番DH 大谷翔平
2番右翼 アーロン・ジャッジ
3番左翼 ジャンカルロ・スタントン
4番二塁 グレイバー・トーレス
5番中堅 ハリソン・ベイダー
6番一塁 アンソニー・リゾ
7番三塁 D.J.ルメイヒュー
8番遊撃 アンソニー・ボルピー
9番捕手 カイル・ヒガシオカ
先発投手 ゲリット・コール
これが実現すれば、大谷のホームラン王は確実ではないか…。そう想像するだけで楽しい話題だ。
トレード話のテーブルにつくには、まずエンゼルスがそれに応じるかにかかっているが、大の大谷ファンである『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏でさえ「決断の時」としている。
暑い夏が、さらに熱くなりそうなトレード市場のようだ。
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文●SPREAD編集部
.@Buster_ESPN says the Yankees are potentially "the most motivated" to go after Shohei Ohtani if he's made available by the Angels 👀 pic.twitter.com/epel8QBhkg
— Get Up (@GetUpESPN) July 13, 2023
