
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7日(日本時間8日)、敵地で行われたロサンゼルス・ドジャース戦に「1番DH」で先発出場。
4回に反撃の口火を切る4試合ぶりの安打を放つも、チームは敗れ4連敗。この日勝利したシアトル・マリナーズに抜かれ、ア・リーグ西地区4位に転落した。
◆【実際の動画】大谷翔平、今季100安打目はライト前へ ウィリー・メイズ以来の大記録も達成
■29歳初安打、節目の記録も実らず
前カード、サンディエゴ・パドレス3連戦では3連敗。主砲マイク・トラウトが不在の中、チームが窮地に追い込まれている。7月に入り、当たりが止まっていた大谷は4試合ぶりの安打をマーク。節目の記録を打ち立てるも、勝利には結びつかなかった。
大谷は、3点ビハインドで迎えた4回表の第2打席、相手先発トニー・ゴンソリンからライト前へヒットを放ち、今季100安打に到達。オールスター前の100安打、30本塁打に加え、5本以上の三塁打を記録したのは、殿堂入りの“レジェンド”ウィリー・メイズ以来史上2人目の大記録となった。しかし、その後の打席では快音なし。29歳初アーチも明日以降へとお預けに。
試合は、ドジャースが初回にフレディ・フリーマンの一発で先制すると、2回裏にJ.D.マルティネス、3回裏にはムーキー・ベッツと立て続けに一発が飛び出し序盤からリードを奪った。
一方のエンゼルスは4回表、大谷の安打を皮切りにミッキー・モニアックの3ランで反撃を試みるも、5回裏にはベッツにこの日2本目の被弾。その後もリリーフ陣が踏ん張れず、失点を重ねて力負け。エンゼルスは4-11で敗れ、貯金が消滅。ア・リーグ西地区4位に転落した。
大谷はこの日、3打数1安打1四球で、打率.297としている。
◆【実際の動画】大谷翔平、今季100安打目はライト前へ ウィリー・メイズ以来の大記録も達成
◆大谷翔平、月間・週間MVPを同時受賞の快挙 ア・リーグ“三冠”で記録づくめの6月 本人も「ベストに近い」と自画自賛
◆大谷翔平、驚愕150メートルの30号で記録ラッシュ 球団“史上最長弾”に1998年ソーサ以来の偉業も同時達成
文●SPREAD編集部