【全米女子オープン】畑岡奈紗、悲願のメジャー初制覇へ3位スタート 米メディアは21年の女王・笹生優花が巻き返すと予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全米女子オープン】畑岡奈紗、悲願のメジャー初制覇へ3位スタート 米メディアは21年の女王・笹生優花が巻き返すと予想

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【全米女子オープン】畑岡奈紗、悲願のメジャー初制覇へ3位スタート 米メディアは21年の女王・笹生優花が巻き返すと予想
  • 【全米女子オープン】畑岡奈紗、悲願のメジャー初制覇へ3位スタート 米メディアは21年の女王・笹生優花が巻き返すと予想

今季メジャー第3戦「全米女子オープン」が6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州ペブルビーチ・ゴルフリンクス(6509ヤード、パー72)で開幕。日本勢22人が出場するなか、世界ランク20位の畑岡奈紗が6バーディ、3ボギーの69で回り、首位に1打差3位と好スタートを切った。

2021年大会を制している笹生優花は、5日に21歳の誕生日を迎えたばかりの岩井千怜とともにイーブンパーの21位となった。渋野日向子、昨年の全米女子アマを制したアマチュアの馬場咲希は7オーバーの124位と出遅れた。

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■「アンダーでスタートできて良かった」

今年の「全米女子オープン」は、ペブルビーチ・ゴルフリンクスでの初開催。海からの強烈な風や狭いグリーンが選手たちの前に立ちはだかる。

インの10番からスタートした畑岡は、出だしから2連続ボギーでつまずいた。その後、13番で初バーディを奪ったものの15番で再びボギー。勢いに乗れないまま前半を1オーバーで折り返した。

しかし、後半に入ると2番でのバーディを皮切りに、4、6、7番でバーディを奪い、ボギーなしの4バーディでスコアを伸ばした。

初日のラウンドを終えた畑岡は中継局のインタビューに応じ、「出だし2ボギーからのスタートだったが、後半4アンダーにもっていくことができた。アンダーでスタートすることができたのは良かった」と振り返った。

■昨年、一昨年の覇者がそろって21位発進

2021年にその畑岡をプレーオフの末に下し、優勝に輝いた笹生はイーブンパーの21位発進。そして、同じく21位につけたのが、22年の優勝者ミンジー・リー。

昨年、一昨年の女王2人が同位で初日を終えたことを受け、米メディア『ヤードバーカー』は「過去2大会の全米女子オープンでは、笹生優花とミンジー・リーが栄冠に輝いたが、今年は彼女たちのどちらかにとって続編となるのか」と題し、記事を公開。「これから数日間、2人にはやるべき仕事が残っているが、それぞれの実績を鑑みれば、彼女たちがその課題をクリアすることは間違いないだろう」と記し、優勝経験者2人が調子を上げて来ると予想した。

その上で、笹生については「21年に優勝したコースとは違うが、ペブルビーチのタフな設定は、厳しいコンディションになると調子を上げてくる彼女に合っている。そして、天気予報では風が強くなりそうで、確かに今後は厳しい条件となる」とし、難コースがむしろ“追い風”になると見立てた。

2週前の「全米女子プロ」で今季自己ベストの2位に入った笹生。21年同様、悲願のメジャー初制覇を狙う畑岡の前に立ちはだかるのか。2日目以降も日本勢の戦いから目が離せない。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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