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ボストン・レッドソックスの吉田正尚は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。5回に二塁打を放つなど4打数2安打1打点の活躍でレッドソックスの勝利に貢献した。
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■打率リーグ3位に浮上
6月30日(同1日)に4打数3安打と猛打賞をマークして以来、出場した3試合で連続マルチ安打を叩き出した吉田が、この日も2安打で好調をキープした。
2点リードの5回無死で迎えた第3打席、相手先発ジョン・グレイの3球目ストレートを強振すると痛烈な当たりは打球速度78.9マイル(約127キロ)で左翼線へ一直線。マッチョマンらしい豪快なツーベースヒットで先頭打者としてチャンスメークすると、続くジャスティン・ターナーの打席で、追加点のホームを踏んだ。
吉田は7回の第4打席にも2番手ジョン・キングから右前打を放つなど、4打数2安打1打点をマーク。打率は.310に上昇し、ア・リーグの打率ランキング3位に浮上した。
吉田は1日(同2日)の試合で右足に死球を受け途中交代、翌日は欠場したものの、この日もその影響を感じさせないプレーで本拠地を盛り上げた。
試合はレッドソックスが4-2で勝利、レンジャーズ戦連敗を阻止した。
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文●SPREAD編集部