【MLB】大谷翔平を迎え撃つ“メジャー屈指”の強打者らは血気盛ん パドレスの若き天才打者は「彼を恐れたりはしない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平を迎え撃つ“メジャー屈指”の強打者らは血気盛ん パドレスの若き天才打者は「彼を恐れたりはしない」

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【MLB】大谷翔平を迎え撃つ“メジャー屈指”の強打者らは血気盛ん パドレスの若き天才打者は「彼を恐れたりはしない」
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ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が3日(日本時間4日)、敵地で行われたサンディエゴ・パドレス戦に「3番DH」で先発出場。3打数無安打2四球で、期待された32号アーチはお預けとなった。

チームは2桁安打をマークしたものの、好機であと1本が出ず、3-10で敗れた。4日(同5日)は大谷が8勝目をかけて、先発登板する予定となっている。

◆大谷翔平、月間・週間MVPを同時受賞の快挙 ア・リーグ“三冠”で記録づくめの6月 本人も「ベストに近い」と自画自賛

■サイ・ヤング賞右腕から2四球

試合前、ア・リーグ6月の月間最優秀選手(MVP)と週間MVP(現地6月26日~2日)の同時受賞が発表された大谷。32号アーチで花を添えたいところだったが、この日は沈黙を強いられた。

パドレス先発は2018年にサイ・ヤング賞を受賞したブレイク・スネル。大谷は第1打席、四球を選んで出塁。2打席目は遊ゴロで、3打席目は再び四球だった。ナ・リーグ6月の月間最優秀投手に輝き、好調をキープしているはずの左腕だったが、大谷に対しては警戒感を隠さず、注目月間最優秀対決では、ほぼ勝負を避けていた。

3番手トム・コスグローブと対峙した4打席目は三振に倒れ、5打席目は元日本ハム、元ソフトバンクの右腕ニック・マルティネスの前に二ゴロに終わった。結局、この日は快音が響かず、3打数無安打で打率は.303に降下した。

■左手首に違和感のトラウト離脱か

チームもパドレスの12安打を上回る14安打を放ちながら、終わってみれば3-10と大差で敗戦。好機にあと1本が出ず、14残塁と拙攻に泣いた。さらに、8回にはマイク・トラウトが打席の途中で退くアクシデントも発生。2球目をファウルにした後、左手首を振って顔を歪ませると、フィル・ネビン監督やトレーナーとともにベンチに下がり、代打が送られた。

エンゼルスの誇る大谷とトラウトのMVPコンビ「トラウタニ」。その一角が離脱となれば、ポストシーズン進出を狙うチームに暗雲が漂う。ネビン監督は「左手首に違和感がある。検査中だ」と述べるにとどめたが、トラウト自身は「左手首に痛みが残っている。軽症であることを願っているが、不安だ」と明かした。

チームに漂う嫌なムードを払しょくすべく、4日(同5日)には大谷が先発のマウンドに立つ。この日はブルペンで34球ほど投じ、8勝目へ向けて入念に調整を行った。

一方、迎え撃つパドレスは意気盛ん。地元メディア『97.3 The Fan』などの取材に応じたファン・ソトは「大谷は素晴らしい選手だけど、我々のラインナップと対戦するのは間違いなく大変だろうね。彼がすごい選手だってことは、みんな知っているよ。でも、僕は彼を恐れたりはしない」と腕をぶした。また、マニー・マチャドも「彼は特別な才能を持っている。対戦を楽しみにしている」と話した。

若き天才打者ソト、主砲マチャドのほかザンダー・ボガーツ、フェルナンド・タティスJr.らメジャー屈指の強打者が並ぶパドレス打線。大谷との対決は見逃せない一戦となりそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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