【MLB】大谷翔平、27号・28号放ち7勝目で「6月にMVPが確定」 分析家も称賛「地球上で最も偉大なアスリート」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、27号・28号放ち7勝目で「6月にMVPが確定」 分析家も称賛「地球上で最も偉大なアスリート」

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【MLB】大谷翔平、27号・28号放ち7勝目で「6月にMVPが確定」 分析家も称賛「地球上で最も偉大なアスリート」
  • 【MLB】大谷翔平、27号・28号放ち7勝目で「6月にMVPが確定」 分析家も称賛「地球上で最も偉大なアスリート」

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が27日(日本時間28日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番DH・投手」の先発出場。初回の第1打席に2試合連続本塁打となる先制27号ソロを放つと、7回の第4打席でも28号アーチを叩き込んだ。投打二刀流で出場した試合での2本塁打は初めて。この日は3打数3安打2打点の活躍で、打率は.304となった。投手としてはツメが割れるアクシデントに見舞われながら、7回途中1失点で7勝目を挙げた。チームは4-2で勝利し、2連勝を飾った。

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■大谷ファン公言のバーランダー氏も反応

もう誰も止められない。大谷は初回の第1打席、相手先発右腕マイケル・コペックの速球を完ぺきに捉え、2戦連発となる27号ソロを右翼席へ叩き込んだ。打球速度110.8マイル(約178キロ)、飛距離418フィート(約127メートル)、打球角度35を記録する打った瞬間に本塁打と分かる一撃だった。

続く3回の第2打席は四球で出塁すると、5回の第3打席でも右前打を放った大谷。これで2試合ぶり24回目のマルチ安打を達成すると、勢いはさらに加速。7回に回ってきた第4打席では、右腕トゥーキ・トゥサントの外角変化球を左中間に運び、28号アーチを放った。

この日の2発目を見届けた米メディアは興奮。現地実況が「MVPが6月に確定した」「現実のものとは思えない」と伝えれば、大谷ファンを公言する『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「大谷翔平は地球上で最も偉大なアスリートだ」と称えた。

投げては6回1/3を102球、4安打1失点、10奪三振で7勝目をマークした大谷。7回1死二塁から6番ヤスマニー・グランダルに四球を与えたところで2番手のジェイコブ・ウェブに代わったが、右手中指のツメが割れた影響による交代だった。

■敵将も脱帽「球界で最高の選手」

打者としては28本塁打でメジャートップを独走し、投手としては7勝(3敗)と球界を席巻する二刀流に対して、バッテリーを組んだチャド・ウォーラックは「大谷のプレーを見るたびに驚かされる。きょうのような投球をして、本塁打を2本打つ。何だか試合がクレイジーになっていくよ」とあきれ顔だった。

また、敵将ペドロ・グリフォルは「彼は極めて才能豊かな選手。球界最高の選手かもしれない。打者としても投手としても相手にするのはタフだった」と脱帽。三塁手のジェイク・バーガーも「彼はマウンドで100球を投げ、打席では本塁打を打つ。彼がやっていることは、目の前で見ていても本当に信じられないよ」と驚きを隠せなかった。

大谷は試合後、気になる右手中指ツメの状態について「最初から割れていたので、それが悪化した感じ。さらにひどくなる前に話し合って交代した。(次回は)まだどこで投げるか分からない。自分としては、いつも通り(の登板間隔)で行きたいと思う」と話した。

軽症を強調した大谷だが、次回登板が不透明になったため、球宴ホームランダービーへの出場も微妙になったと報じるメディアもあった。コンディションに注目が集まっている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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