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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が27日(日本時間28日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番DH・投手」で先発出場。7回の第4打席にこの日2本目となる今季28号のソロを放った。
◆【実際の映像】大谷翔平、27号・28号と二刀流セルフ援護 左中間への123メートル“片手打ち弾”
■投げては2桁奪三振
初回の第1打席では先制の27号特大アーチを描いた大谷が、第4打席にも魅せた。
7回1死走者なしでの場面、大谷はトゥーキー・トゥーサンの3球目のスプリットを左中間へ。打球角度25の一打は打球速度106.4マイル(約171キロ)、飛距離404フィート(約123メートル)でスタンドインした。
この一発には実況も「第28号」としたあと、驚愕のあまり20秒間にわたって絶句。大谷が兜をかぶりにあたりようやく「兜タイムだ」とし「大谷のいかに偉大か言い表しえない」と白旗を挙げた。
大谷の1試合2本塁打は12日(同13日)のテキサス・レンジャーズ戦以来。降板後、直前に1点差に迫られた中での貴重な一発となった。また、大谷はこれで3打数3安打2打点1四球で打率を.304に上げた。
大谷は投げては6回1/3、4安打10奪三振で1失点。今季7勝目の権利を得ている。
試合は7回終了時、エンゼルスが3-1でリードしている。
◆【実際の映像】大谷翔平、27号・28号と二刀流セルフ援護 左中間への123メートル“片手打ち弾”
◆【実際の映像】大谷翔平、2試合連発27号弾は到達速度「6.4秒」 米放送局が公開の打球角度35で描いた放物線
◆【速報/実際の映像】大谷翔平、初回から自身のピッチングを援護する2試合連発27号弾でエンゼルス先制!
文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani's night:
2 HR as a batter
10 Ks as a pitcher. 😱 pic.twitter.com/Bzm0Q3qvKF— MLB (@MLB) June 28, 2023