ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が27日（日本時間28日）、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番DH・投手」で先発出場。初回の第1打席に2試合連続となる今季27号の特大先制アーチを放った。
◆【速報／実際の映像】大谷翔平、初回から自身のピッチングを援護する2試合連発27号弾でエンゼルス先制！
■自身7勝目を援護する一発
前日、メジャー全体トップの26号を放った大谷が、この日も初回から2戦連発アーチで自身を援護した。
大谷は1回裏1死ランナーなしで迎えた第1打席、相手先発マイケル・コペックの4球目フォーシームを捉えると、角度35度で高々と上がった打球はライトスタンドへと吸い込まれた。打球初速110.8マイル（約178キロ）、飛距離418フィート（約127メートル）の一発は、貴重な先制弾となった。
これには実況も「まさに壮大。彼は現実ではない」と驚きを隠し得なかった。
また、打席後にマウンドへ上がる大谷に代わり、通訳の水原一平さんが兜を被る珍しいシーンも見られた。ベンチでの祝福に実況は「そのエネルギーはぜひマウンドにとっておいて欲しい」と懸念まで見せた。
この一打で、本塁打王争いア・リーグ2位のルイス・ロベルトJr.（ホワイトソックス）との差を「5」、3位のアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）との差を「8」に広げ、リーグトップを独走。メジャー全体でもマット・オルソン（アトランタ・ブレーブス）を2本上回っている。
大谷はここまで1打数1安打1打点。初回を2奪三振で立ち上がる好投も見せている。
試合は1回終了時、1－0でエンゼルスがリードしている。
◆【速報／実際の映像】大谷翔平、初回から自身のピッチングを援護する2試合連発27号弾でエンゼルス先制！
◆大谷翔平、自身初の本塁打王へ 驚異の量産態勢に公式がキャリアハイ期待「MVPの最有力候補は52本ペース」
◆トップ独走の特大26号を放った大谷翔平、「トラウタニ」でのダブルスチールも成功 指揮官「最高の選手2人が活躍した」と称賛
文●SPREAD編集部
SHOHEI OHTANI‼️‼️@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/Hnr55DmIWo
— Bally Sports West (@BallySportWest) June 28, 2023
