【MLB】6月11発の大谷翔平、2試合連続27号の“二刀流アーチ”に7勝目なるか　「2番DH・投手」でスタメン出場

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日（日本時間28日）、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番DH・投手」で先発出場する。

前日の試合では、今季26号本塁打含む、3打数1安打1打点。最終回には四球で出塁、マイク・トラウトとのダブルスチールを決めるなど、チームのサヨナラ勝ちを演出する活躍を見せた。

■6月過去2番目、OPS1.300と打撃絶好調

2023年大谷翔平・球種割合推移（6月27日現在）（C）MLB

投手・大谷はここまで15試合に先発して、6勝3敗、防御率3.13。ホワイトソックス戦には通算2試合に先発し、1勝を挙げている。直近3登板は、シーズン序盤に多用したスイーパーを減らし、フォーシーム中心の配球に。カットボールを効果的に組み込むなど、引き出しの豊富さが際立っている。

打席では月間11本塁打を放ち、依然として好調をキープ。得意の6月で、2021年のOPS1.312に次ぐ1.300をマークしている。前回21日（同22日）の登板日では無安打に終わり、7回1失点と好投するも黒星を喫した。今季4度目の「二刀流アーチ」で、チーム単独トップ7勝目を後押しできるか。

対する、ホワイトソックスの先発はマイケル・コペック。今季は15試合に先発して、3勝6敗、防御率4.06。平均95.7マイル（およそ154キロ）のフォーシームを軸にした剛腕投手で、大谷とは過去8打席対戦し、6打数ノーヒットに抑えている。

エンゼルスは最近10試合で5勝5敗、首位テキサス・レンジャーズを5ゲーム差で追走する。週末からはナ・リーグ西地区の強豪との連戦が続くため、確実に勝ち星を重ねたい一戦だ。

1番　CF モニアック2番　DH 大谷　3番　2B ドルーリー4番　1B ムスタカス5番　LF ウォード6番　RF レンフロー7番　3B レンヒフォ8番　C ウォラック9番　SS フレッチャー先発投手大谷

エンゼルス－ホワイトソックス6月28日（水）10:38（日本時間）試合開始中継情報：AbemaTV、NHK BS1、Jsports3

文●SPREAD編集部