ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が26日（日本時間27日）、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番DH」で先発出場。
第2打席には3試合ぶりの26号同点ソロを右中間スタンドへ運んだ。試合はエンゼルスが2－1でサヨナラ勝ちした。試合前にはシーズン折り返しを迎えるにあたって、ペリー・ミナシアンGMが記者会見に臨み、大谷の活躍ぶりを改めて称賛した。
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■中継局「翔平がまたやった」
22試合ぶりの3番に入った大谷。初回の第1打席は見逃し三振に倒れたが、4回の第2打席で3試合ぶりとなるアーチをかけた。
カウント1－3から相手先発右腕ディラン・シースの投じたスライダーを強振すると、打球は右中間スタンドへ一直線。打球速度113.0マイル（約182キロ）、飛距離446フィート（約136メートル）、角度36度を記録する、打った瞬間に本塁打と分かる一発だった。
初回には本塁打ランキングで大谷に次ぐア・リーグ2位のルイス・ロベルトJr.が22号ソロを放ったばかりだったが、すぐに引き離した。現地中継局『バリー・スポーツ・ウエスト』も大興奮、実況席では解説を務めるマーク・グビザ氏らが「壮大なる翔平がまたやった」、「ボールを粉砕した」、さらに「スゴイ！」などと日本語を交えて連呼した。
また、米スポーツメディア『The Athletic』の元記者ブレント・マグワイア氏が「大谷がMLB最多の26号アーチを放った」とツイートし、両リーグを通じ本塁打数トップをひた走る様子を伝えたほか、米スポーツサイト『The Sporting News』も「Shohei Ohtani is UNREAL（大谷翔平は非現実的）」とつづり、驚きを表した。
第3打席は空振り三振、第4打席は四球だった大谷。この日は3打数1安打で、打率は.297となった。
■GM「まったく驚かない」
試合前に前半戦総括を行ったミナシアンGMが「大谷は素晴らしいプレーをしている。ただ、私はまったく驚かないよ。彼は規格外の選手だからね」と話していたが、その言葉を裏付ける活躍を見せた。
27日（同28日）の同カードでは先発マウンドに上がる予定の大谷。当日は日本の文化や魅力を伝える恒例のイベント「ジャパニーズ・ヘリテージ・デー」が開催されるが、7勝目を挙げ花を添えることができるか、注目だ。
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文●SPREAD編集部
