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ミネソタ・ツインズの前田健太が23日(日本時間24日)、敵地でのデトロイト・タイガース戦に先発登板。5回3安打8奪三振無失点の好投を見せ、チームも勝利。2021年8月14日(同15日)タンパベイ・レイズ戦以来、実に678日ぶりの白星を挙げた。
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■球威復活、力強いフォーシームも
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制球良く、球種ごとにコースを投げ分けた前田健太(現地6月23日)(C)MLB
前田は初回の立ち上がり、四球と安打でランナーを背負うも、三振とダブルプレーで乗り切り無失点。
その後は制球良く、落差の大きいスプリットとスライダーでタイガース打線を翻弄。5回裏のピンチでは自ら続投を志願し、投げ切った。フォーシームが最速91.2マイル(およそ147キロ)をマークするなど、5回83球3安打無失点の快投。今季5度目となるマウンドで、678日ぶりの白星を掴み取った。
試合後のインタビューで前田は「今日は何を目標に投げたか」問われると、「メカニックなどはマイナーで調整できたので、試合で勝つことが目標だったので、今日はとにかく勝てたことが一番うれしい」と喜びを表現、続投シーンについても「Noを連呼してとにかくあとひとり投げさせてくれとお願いした。オレの英語がちゃんと通じてたかわからないけど」と笑いを誘った。
前田は今季、2021年に受けた右肘靭帯の再建手術(トミー・ジョン手術)から復帰するも、右腕の炎症で再び故障者リスト入りしていた。球速も徐々にかつての勢いを取り戻しつつある。
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文●SPREAD編集部
Leave me in, coach. I’m ready to get the K. #MNTwins pic.twitter.com/yL1lZj26lO
— Minnesota Twins (@Twins) June 24, 2023