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「Tリーグ NOJIMA CUP 2023」 が17日、18日の2日間にわたって行われ、張本智和(琉球アスティーダ)は戸上隼輔(明治大学)と決勝で対戦。4-3で破り、2連覇を果たした。
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■パリ五輪選考上位対決を制す
張本は決勝で3連敗中だった戸上相手に苦しみながらも4-3で勝利。試合後はユニフォームを脱いで喜びを爆発させた。
試合後張本は「勝った時は信じられない。嬉しいより信じられない気持ち」とコメント。「何度負けても辿り着くんだという気持ちだった。今後は勝ち続けないといけない」と戸上相手の連敗ストップに安堵した。
のどや咳の症状があり体調は万全でなかったという張本だが、パリ五輪へ向けて50ポイントを新たに獲得した今大会を「ポイントマックスとれたのは大きい」と振り返った。
そんな張本に対しては対戦した戸上も脱帽。「いろいろ戦術を変えてきたし、張本選手の良さが出た」と述べ、「世界卓球後で違っていた。日本のエースでリスペクトがある」と王者を称えた。
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文●井本佳孝(SPREAD編集部)