「オリンピック・パラリンピック競技大会（パリ2024)」公式記念コインの発表会が14日、東京都内フランス大使館で行われ、柔道男子66キロ級の阿部一二三と女子52キロ級の阿部詩（ともにパーク24）が登場した。
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■「柔道のデザインがされていて嬉しい」
フランス大使館で行われた記念コインの発表会に出席した2人は、終了後に取材に応じた。
コインの感想を問われると、妹の詩は「柔道のデザインがされていて嬉しい気持ち」と答え、兄の一二三は「投げが再現されていてすごい。このコインを見た時に僕もほしいと思った」と感想を述べ、コイン収集の趣味はあるか問われると、一二三が「（大会で）メダルを集めています」と語り、笑いを誘った。
イベントを経て、パリ五輪への意識を聞かれると、詩は「なかなかまだイメージはつきにくかったけれど、こういうイベントに参加させてもらう中で、1年でオリンピックが迫ってくるんだ、という気持ちです」とコメント。一二三は「こういうイベントに参加したり、マスコットが完成したり、もうすぐだなと。盛り上がりを見て思う」と回答した。
前回東京大会はコロナ禍での無観客開催となったが、パリ大会は有観客開催の期待も高まる。
一二三は「パリオリンピックは有観客なので、前回を経験してるんですけど、ある意味僕たちもどうなるかは分からない。ワクワクと楽しみはあるし、たくさんの観客がいる前で連覇をしたい」と意気込み、詩も「すごい声援で盛り上がると思うので、その中での試合を楽しみにしている」と初の有観客での五輪出場へ抱負を語った。
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文●SPREAD編集部
