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先週から函館競馬が開幕し、新馬戦も活気が満ちてきた。そんな中、東京での新馬戦は、先々週からレーン騎手が5連勝と独壇場。若駒をしっかりと勝たせる腕はさすがのひと言だ。
今回は先週の2歳戦(芝)の結果を踏まえ、注目馬をピックアップして分析する。
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■ヒヒーン
評価:★★★☆☆牝 (栗)須貝尚介父:ジャスタウェイ 母:イイナヅケ短評:10日阪神2歳新馬(芝1600m)に出走。五分のスタートから気合をつけて外めの2番手を追走。持ったままの手応えで直線に向くと、ギリギリまで追い出しを我慢し、上がり33秒9の末脚で快勝。5番人気の低評価ながら、勝ちっぷりは文句なしだった。可愛らしい名前も相まって、実力とともに人気も出そう。2歳馬の評判が高い須貝尚介厩舎から、桜花賞へ向けた楽しみな馬が誕生した。
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。