【MLB】吉田正尚、宿敵ヤンキース相手に3試合連続無安打も… 公式サイトは「オールスター初先発にふさわしい選手」と評価 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】吉田正尚、宿敵ヤンキース相手に3試合連続無安打も… 公式サイトは「オールスター初先発にふさわしい選手」と評価

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【MLB】吉田正尚、宿敵ヤンキース相手に3試合連続無安打も… 公式サイトは「オールスター初先発にふさわしい選手」と評価
  • 【MLB】吉田正尚、宿敵ヤンキース相手に3試合連続無安打も… 公式サイトは「オールスター初先発にふさわしい選手」と評価

ボストン・レッドソックス吉田正尚が11日(日本時間12日)、敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「3番左翼」で先発出場し、4打数無安打だった。3試合連続無安打に終わり、打率は.300に下降したものの、4回の守備では見事なスライディングキャッチを披露。チームは延長10回の末、3-2で勝利した。

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■打撃湿るも超美技で追加点防ぐ

初回1死三塁の第1打席は遊直に倒れた吉田。その後も第2打席は右直、第3打席は一ゴロ、9回に回ってきた第4打席も二ゴロと音なし。4打数無安打に終わり、打率は3割ジャストに下がった。

結局、宿敵ヤンキースとの3連戦をノーヒットで終えた吉田。イチローや松井秀喜、田中将大、上原浩治、松坂大輔ら日本のスター選手たちがしのぎを削ったライバル球団対決で、存在感を示すことはできなかった。

ただ、打撃は湿ったものの守備で貢献。4回2死一塁でビリー・マキニーの左翼線に上がった飛球を逆シングルでスライディングキャッチし、追加点を防ぐビッグプレーを披露した。

チームは同カードの勝ち越しに成功。アレックス・コーラ監督も「我々はシリーズに勝った。ヤンキースタジアムにやってきて、2勝を手に入れた。あとはホームに帰って、この勢いを続けるだけだ」と満足感を漂わせた。

■球宴先発飾れば日本人選手6人目

8日(同9日)のクリーブランド・ガーディアンズ戦の第5打席から14打席安打が出ていない吉田だが、MLB公式サイトは高評価。「今季のオールスターゲームで初先発を飾るにふさわしい選手たち」と題した特集で、外野陣の一角に吉田を選出した。

記事は「メジャーの投球に慣れるまで数週間かかったが、4月20日からは好調を保っている」とし、上位に立つ成績を列挙。その上で「彼は速球を処理することに長けていることは間違いない。直球に対しては打率.406を記録しており、これは全体3番目の好成績」と紹介。メジャーに移籍した日本人打者の泣き所と言われる速球を苦にしていない点を評価し、「もし、吉田がオールスターの先発を務めることになった場合、彼は野茂英雄イチロー松井秀喜福留孝介、そして大谷翔平に続く6人目の日本人選手となる」と記した。

吉田以外ではWBCで活躍したメキシコ代表ランディ・アロザレーナ(タンパベイ・レイズ)やトロント・ブルージェイズのボー・ビシェットらが選ばれた。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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