【MLB】「ショータイム、ベイビー!」大谷翔平の決勝打に米解説者もご機嫌 指揮官は“投手心理”を読み切った打撃を称賛 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「ショータイム、ベイビー!」大谷翔平の決勝打に米解説者もご機嫌 指揮官は“投手心理”を読み切った打撃を称賛

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【MLB】「ショータイム、ベイビー!」大谷翔平の決勝打に米解説者もご機嫌 指揮官は“投手心理”を読み切った打撃を称賛
  • 【MLB】「ショータイム、ベイビー!」大谷翔平の決勝打に米解説者もご機嫌 指揮官は“投手心理”を読み切った打撃を称賛

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が4日(日本時間5日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「1番DH」で先発出場。8回に決勝の右越え適時二塁打を放つなど、この日は4打数1安打1打点だった。試合は2-1でエンゼルスが競り勝ち、連敗を「3」でストップ。31勝30敗で貯金を再度「1」とした。

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■低めカーブをフェンス直撃の二塁打

3試合連続で1番に入った大谷。対するアストロズ先発ジョナサン・フランスは5月にメジャー昇格したばかり。大谷は初対戦となった相手に対し、第1打席はチェンジアップに合わせたものの左飛。続く2打席目は一ゴロ、3打席目も二ゴロに終わった。

しかし、1-1の同点で迎えた8回2死一塁の4打席目、ついに快音が響いた。フルカウントからの6球目、2番手右腕フィル・メイトンの低めカーブを捉えると、打球は右翼フェンスを直撃。一塁走者ザック・ネトーが一気に生還し、値千金の勝ち越し適時二塁打となった。

大谷はベース上で右腕を突き上げて、喜びを表現。試合はこの1点を守り切ったエンゼルスが勝ち、連敗を3で止めた。

スイープを阻止した大谷の一撃について、米メディアも喝采を贈った。地元放送局『バリースポーツ・ウエスト』の解説者マーク・グビザ氏は「ショータイム、ベイビー! ユニコーンが勝ち越しの二塁打だ」と興奮気味にツイート。また、MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者も「アストロズ戦4連敗を避けるためにもどうしても大きなヒットが必要だった。そんな時、8回にチームを救ったのは二刀流のスーパースター、大谷翔平だった」と記した。

■長打警戒から低めのボールを予測

フィル・ネビン監督は試合後、「走者が得点圏にいない状況だったが、良い打席だった。(相手の)メイトンは全球団の中でもタフな投手のひとりだが、大谷は彼の投球意図を理解していた」とコメント。フルカウントで走者が自動スタートを切るため、長打を許せば1点を失う可能性があり、長打警戒の投手は何としてもボールを低めに集めるはず……。その投手心理を読み切った大谷の打撃を称賛した。

大谷は試合後、球団を通じて「打てて良かった。勝てて良かった」とコメントを寄せたという。

エンゼルスは前日までの同カード3試合で得点圏打率はわずか.176。あと1本が出ずに苦しんだが、大谷による待望のクラッチヒットが上位進出への号砲となるか。6日(日本時間7日)からのシカゴ・カブス戦に注目が集まる。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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