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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「1番DH・投手」で先発出場。6回9安打5奪三振5失点の投球で、今季6勝目はならず。打っては4打数でヒットなし、四球での出塁のみにとどまった。
エンゼルスは6-2で敗れ、大谷は今季2敗目を喫した。
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■今季94奪三振は、ア・リーグ2位
大谷は初回に制球を乱し、アストロズ3番のヨルダン・アルバレスに2ランを許す苦しい立ち上がり。
5回裏には元女房役マーティン・マルドナードのバットを92.8マイル(約149キロ)のシンカーで粉々にするなど、力強い投球を続けるも、アレックス・ブレグマンに追加点となるタイムリーを打たれた。6回裏にも一発を浴び、6回107球9安打5奪三振で降板。今季2敗目を喫した。
大谷は、打者としても4打数ノーヒット1四球と振るわず。マルドナードの巧みなリードも相まって、相手先発フランバー・バルデスの前に、打線も沈黙。終盤8回表に、ブランドン・ドルーリーとテイラー・ウォードの一打で2点を返すも、反撃は及ばなかった。
試合はエンゼルスが6-2で敗戦。貯金1で、首位テキサス・レンジャーズとは7.5ゲーム差のア・リーグ西地区4位。プレーオフ進出に黄信号が点った。
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文●SPREAD編集部
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— Rob Friedman (@PitchingNinja) June 3, 2023